今、小学校では「土曜授業」が行われていることをご存知ですか?
ママパパの中には土曜授業を経験していない方もいるかもしれませんが、最近は必要な授業時間数の増加により、土曜日に授業を行う学校もあるんです。
そこで今回は、土曜授業について、頻度や授業時間、大変なことを先輩ママパパの体験談を交えてご紹介します。
土曜授業って何?頻度や内容は?
「土曜授業」とは、その名の通り、土曜日に行われる授業のこと。必要な授業時間を補填したり、土曜日ならではの多様な学習機会を提供したりすることが目的です。
文部科学省の調査によると、土曜授業を行っている小学校は全体の26.3%(※1)ですが、実施の有無は自治体によって差があります。
土曜授業を行っていない場合は、夏休みを短くしたり、1日の授業数を増やしたりして必要な授業時間を調整しているようです。
実施頻度
土曜授業を行なっている小学校のうち、1年生の土曜授業の回数が年間で1〜3回の学校が47.3%、4〜10回の学校が47.1%(※1)。
つまり、土曜授業を行うのは数ヶ月に1回程度の学校がほとんどのようです。
土曜授業のスケジュールは、年度の始めにプリントなどで学校から知らされることが多いので、見逃さずに予定を把握しておきましょう。
時間帯
土曜授業は午前中で終わり、給食は出ない場合が多いようです。お昼頃には帰宅するスケジュールになっていますよ。
授業の内容
土曜授業では、平日と同じように通常の授業を行うこともあれば、地域の講師を呼んで特別授業を行ったり、学校公開や発表会などのイベントを行ったりすることもあります。
土曜授業のココが大変!先輩ママパパ体験談
土曜授業と言われても、大変さがいまいちピンと来ない人もいますよね。そこで編集部のママパパに、土曜授業のどこが大変なのか聞いてみました。
週6日授業で、子どもが体力的に疲れる
Kママ
土曜授業があると、週6日連続で授業が続くので、子どもは体力的にかなりしんどそうです。
土曜授業後に午後から習い事があると、疲れ切ってるからか、夜はかなり機嫌が悪いことが多いです…。
生活のペースが乱れ、親子ともに気疲れする
Tママ
月に1〜2回ペースで土曜日に早起きしなきゃいけなくて、生活リズムが狂うのが嫌ですね…。
土日の休息が1日半しかなく、週末なのに平日と同じような緊張感があって、親子ともに気疲れします(泣)
習い事に遅れる or 休ませる必要がある
Yママ
普段は毎週土曜日に習い事をしています。土曜授業があると習い事の時間とかぶってしまい、帰宅後にすぐに車で移動するのが大変ですね…。
土曜授業の時間によっては間に合わないか、もしくは子どもが疲れていると、お休みすることもあります。
土日通しての予定が入れられない
Sパパ
うちの学校は土曜授業が2ヶ月に1回なのでそこまで困っているわけではないですが、土曜授業があるとキャンプや旅行など土日通しての予定が入れられないので、前もって予定を調整する必要はありますね。
土曜授業について事前に確認しておこう
土曜授業には、休日にしかできないイベントや授業を通した地域交流など、多様な学びを得られるという良さもあります。
親子ともに大変なこともありますが、土曜授業の有無や頻度を事前に確認して、スケジュールを早めに調整しておけるといいですね。