《生後1ヶ月のベビーマッサージ》1日3分足裏をなでて脳の発達をサポート

スキンシップを通して親子の絆を深める「ベビーマッサージ」。生後1ヶ月の赤ちゃんの足裏を触ってあげると、脳の発達を促す効果があるとも言われています。

今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんにおすすめのベビーマッサージのやり方と注意点をご紹介します。

ベビーマッサージとは?

ベビーマッサージ

「ベビーマッサージ」とはその名の通り、赤ちゃんに優しく触れてマッサージすること。

ママとの肌の触れ合いは、赤ちゃんに安心感を与え、情緒の安定につながる効果があります(※1)。

また赤ちゃんにとって心地よい刺激は、体の発達にも良い影響を与えるとされています(※1)。

ベビーマッサージを始める時期に特に決まりはありません。赤ちゃんの様子をみながら、少しずつ始めてみてくださいね。

ベビーマッサージをはじめる前に

生後1ヶ月の赤ちゃんのベビーマッサージをする時は、次の5つのことに注意しましょう。

気をつける5つのコト

①ママの手をあたたかくしよう
②ママがリラックスした状態ではじめよう
③強く押さないようにしよう
④赤ちゃんが嫌がったらすぐにやめよう
⑤赤ちゃんが満腹・空腹の時はやめよう

赤ちゃんは皮膚がとてもデリケートなので力加減に注意しましょう。指の腹でやさしく撫でるだけで十分な効果がありますよ。

また赤ちゃんはママのイライラやストレスに敏感です。ゆっくりと深呼吸をしながらマッサージをしてあげてくださいね。

マッサージをするタイミングに決まりはありませんが、お風呂から出た後や寝る前がおすすめですよ。

《1日3分でOK》
生後1ヶ月のベビーマッサージプログラム

準備ができたら、さっそくはじめましょう!

生後1〜2ヶ月は、皮膚からの刺激を脳に伝える神経回路が完成する時期と言われています(※1)。

この時期の赤ちゃんは、末梢神経が集中している足裏を優しくマッサージして脳の発達を促してあげましょう。

①手をギュッと握って「始めるよ」の合図

ベビーマッサージ
● 赤ちゃんをバスタオルの上に寝かせる
● 手をギュッと握り「マッサージ始めるよ」「なでなでするよ」などと声をかけてマッサージを始める合図をする

ママは正座や開脚など楽な姿勢で座り、赤ちゃんに顔を近づけながらマッサージをしましょう。

赤ちゃんは裸でも服を着ていてもどちらでもOKです。

②足裏の真ん中を優しくプッシュ

ベビーマッサージ
● かかとを片手で持って支えて、足裏の中央あたりにもう片方の手の親指をあてる
● ゆっくり優しく6回押す
● 反対の足も同じように6回押す

③親指を優しくさする

ベビーマッサージ
● かかとを片手で持って支える
● もう片方の手の親指と人差し指で赤ちゃんの親指を挟み、上下に優しく6回さする
● 反対の足も同じように6回上下にさする

④足裏の小指側を優しくさする

ベビーマッサージ
● かかとを片手で持って支えて、足裏の小指側にもう片方の手の親指をあてる
● ゆっくり優しく6回さする
● 反対側の足も同じように6回さする

⑤足をギュッと握って「終わるよ」の合図

ベビーマッサージ

最後に赤ちゃんの足をギュッと握り「マッサージが終わったよ〜」と声をかけ、終わりの合図をしましょう。

⑥水分補給を忘れずに!

ベビーマッサージの後は代謝が良くなり、おしっこの量が増えることもあります。

おっぱいやミルク、白湯などをあげて水分補給をしてくださいね。

赤ちゃんとの触れ合いの時間を増やそう!

ベビーマッサージは毎日やっても問題ありません。生後1ヶ月から赤ちゃんの機嫌の良い時に始めてみましょう。

赤ちゃんは足をぎゅっと握ってあげるだけでも安心します。ママの無理のない範囲でやってあげてくださいね。



なかじま

なかじま

イラスト


息子と猫と夫と暮らしています。漫画やイラストを描いています。洋画とK-POPが好きです。Twitter(@pitaa_n)、インスタ(@nakajima202098)

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