赤ちゃんや小さい子どもに日焼け止めを塗ったほうがいいのか、迷うこともあるのではないでしょうか。紫外線のダメージは幼い頃から蓄積され、過剰に浴びすぎると健康にさまざまな影響が生じるといわれています(※1)。
そんな紫外線から皮膚を守るために、今回は赤ちゃんの日焼け止めの選び方と、おすすめ商品を11点ご紹介します。
赤ちゃんに日焼け止めは必要?

赤ちゃんの肌は大人よりも薄く、外部の刺激から守るバリア機能も安定していないため、外出するときは日焼け止めを塗るのがおすすめです。
昔と比べて現代は紫外線量が増加傾向にあり、春夏に限らず通年で日焼け対策が必要なほど環境が変化してきています(※2)。露出しやすい手足や顔を中心に、赤ちゃんの肌に適した日焼け止めを薄く伸ばして塗布し、肌をしっかり守ってあげましょう。
赤ちゃんの日焼け止めはいつから?

赤ちゃんに日焼け止めを使用する場合は必ずベビー向けのものを選び、パッケージに記載されている対象月齢を確認してください。
生後3ヶ月頃までは赤ちゃんと外出する機会もそれほど多くはないものの、上の子のお迎えなどで外に出る機会もあるかもしれません。
生後数ヶ月は特に肌が敏感なので、負担が少ないタイプの日焼け止めを選ぶといいでしょう。また、直接日光が当たらないように工夫をすることも大切ですよ。
赤ちゃんの日焼け止めの選び方は?

赤ちゃんの日焼け止めを選ぶときは、次のポイントを参考にしてみてください。
ノンケミカル
化学原料である紫外線吸収剤を使用した日焼け止めは、刺激が強く、赤ちゃんの肌がかぶれてしまうこともあるので、できる限り避けるようにしましょう。
無香料や無着色など、添加物が少ない日焼け止めを選ぶと、肌への負担がさらに軽くなります。不安な場合は、肌に塗る前にパッチテストを行うのもおすすめです。
均等に塗りやすくしっかり落とせるもの
日中は活躍してくれる日焼け止めですが、長時間残ってしまうと肌に負担がかかります。伸びがよくてムラにならず、簡単に落とせる日焼け止めを選ぶといいですね。
SPFの高い日焼け止めは、日焼けやシミの元となるUVB(紫外線B波)の制御効果が長時間続きますが、石けんでは落ちにくいので注意が必要です。お散歩や公園遊びなどであれば、SPF20~30の日焼け止めで十分ですよ。
海やプールへのお出かけはSPF30以上
海やプールなどへ行くときは直射日光を浴びる時間が長くなるので、SPF30以上の日焼け止めがおすすめです。
または、普段使っている日焼け止めをこまめに塗りなおしてもいいでしょう。
手軽にひと吹きできるミストタイプ!
1. アロベビー UV&アウトドアミスト

1本でUVと虫除け対策の2役をこなす、アウトドアスプレー。レモングラスやローズマリーなどの天然アロマが使われています。
スプレータイプは赤ちゃんが塗るのを嫌がるときや塗り直し時にもサッと使えて便利ですよ。
- 税込価格
- 2,180円
2. ベビーボーン 日焼け止めスプレー

紫外線をしっかり防御できる「SPF50+」、さらにウォータープルーフで汗や雨にも強い日焼け止めです。厳選された7種類の植物エキスを配合し、着色料や合成香料は不使用で低刺激なのもポイント。
長時間の外出時は同シリーズのミルクタイプをしっかり塗って、塗り直しにこちらのスプレーを使うのもおすすめです。
- 税込価格
- 2,970円
肌にすっとなじみやすいミルクタイプ!
3. ママ&キッズ UVライトベール

スキンケア成分が配合された乳液タイプの日焼け止めです。赤ちゃんはもちろん、大人の化粧下地としても使えます。
クレンジング不要で石けんや洗顔料で落とせるのも、うれしいポイントですね。
- 税込価格
- 2,695円
4. ノエビア レイセラ ミルキーベビー UV

小児科医の指導によって、生後6ヶ月~6歳の子どもを対象にモニターテストをして開発された日焼け止め。うるおい成分配合で、デリケートな肌を紫外線による乾燥から守ります。
さっぱりとした使用感で、大人の化粧下地としても◎。ぬるま湯で簡単に落とせるため、洗うときに肌への刺激が少なくて済みますよ。
- 税込価格
- 2,900円
5. ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトミルク

スイス発のオーガニックコスメブランド「ヴェレダ」の日焼け止めクリーム。生後1ヶ月頃から使うことができます。
天然ミネラルフィルターが紫外線だけでなくブルーライトや近赤外線もしっかりブロック。肌のキメも整えてくれるので、肌の調子がゆらぎやすいママやパパにもおすすめです。
- 税込価格
- 3,080円
さらっとしたローションタイプ!
6. マイサニールーム ボタニカルズ ディープモイスチャー UVローション

高保湿・低刺激性にこだわった「マイサニールーム ボタニカルズ」のUVローション。天然マンダリンオレンジ精油の爽やかな香りも魅力的です。
紫外線だけでなく、乾燥や外部刺激からも赤ちゃんの肌をきちんと守ってくれますよ。
- 税込価格
- 2,730円
伸びのよいクリームタイプ!
7. エルバビーバ ベビーサンスクリーン

オーガニックスキンケアブランドとして人気の「エルバビーバ」の日焼け止め。水や汗に強いので大人の日焼け止めとしても活躍しそう。
ウォータープルーフ処方ですが、石けんで落とせます。ラベンダーとカモミールの穏やかな香りもポイントです。
- 税込価格
- 3,452円
8. パックスベビー うるおいUVクリーム

無添加処方の石油由来原料にこだわった、クリームタイプの日焼け止め。ノンケミカル、合成界面活性剤不使用、無香料、無着色、アルコールフリーで安心ですね。
ワンタッチキャップ式で片手でも扱いやすいのも◎。角質保護成分であるマカデミアナッツ油を配合し、肌にうるおいを与えてくれます。
- 税込価格
- 849円
9. ママバター UVバリア モイストクリーム

天然のシアバターが配合された「ママバター」のUVバリアモイストクリームです。シアバターには、乾燥した肌の角質層を整える働きもあります。
ノンケミカル処方なので肌への負担が少なく、新生児期から使えるのも見逃せません。
- 税込価格
- 1,870円
ワンプッシュで塗れるポンプタイプ!
10. キスミー マミー UVマイルドジェルN

食品成分90%でできた、低刺激・弱酸性の日焼け止めジェル。アロエエキスやホホバオイルなどの天然保湿成分によって、肌がしっとりとうるおいます。
玄関に置いておけば、お出かけ前の忙しいときでもワンプッシュでさっと塗れますね。
- 税込価格
- 990円
11. ダリヤ ヒヨコート 日やけ止めミルクジェル

ひよこのパッケージがキュートな日焼け止め。目に入りやすい鮮やかな黄色で、赤ちゃんもごきげんになってくれそう。
天然ハーブのアロマオイル、シアバター、ホホバオイルを配合。伸びがよくベタつかないので、塗りやすいですよ。
- 税込価格
- 613 円
赤ちゃんの日焼け止めを落とす方法は?

赤ちゃんの日焼け止めを落とすときは石けんをよく泡立て、日焼け止めを塗った部分をやさしくなでて落としましょう。
ポイントは、肌を強くこすらないことです。日焼け止めを洗い流すのを赤ちゃんが嫌がるようなら、赤ちゃん用ガーゼなどで拭き取ってあげてもいいですね。
また、日焼け止めの種類によってオフする方法が異なる場合もあるので、製品情報をよくチェックしてください。
日焼け止めで赤ちゃんを紫外線から守ろう
赤ちゃんの日焼けを防ぐには、日焼け止めを塗るだけでなく「直射日光を当てない」というのもひとつの方法。例えばベビーカーにサンシェードをつける、車の場合は日よけカーテンをつける、赤ちゃんにガーゼケットなどをかぶせるなどです。
赤ちゃんが歩きまわるようになれば、帽子をかぶせる、ベビーサングラスをかけて目から紫外線が入るのを防ぐ、といった方法もあります。
下記では機能的でかわいいベビー帽子を紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。
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