おむつはずしの時期はいつからいつまで?上手にはずれる方法は?

子供が上手に歩けるようになってパンツ型のおむつに変わると、次にママ・パパの関心が高まるのが「おむつはずし」ではないでしょうか。しかし、いざおむつはずしを始めようと思っても、いつから始めていつまでに終わらせたら良いものなか、手順や進め方がわからないママやパパも多いようです。そこで今回は、おむつはずしはいつから始めて、いつまでに終わらせるのがいいのか、方法やコツについてご紹介します。

おむつはずしはいつから?いつまでにはずれればいい?

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おむつはずしは、2歳前後で練習を始めて、4歳前後にははずれることが多いといわれています。初めは日中のおむつはずしからスタートして、その後に夜のおむつはずしの練習をします。

なかには小学校入学前までかかる子もいますが、おむつはずしの時期やペースには個人差があるので、子供のタイミングを見ながら進めましょう。


円グラフ おむつはずしを始めたときの子供の年齢修正

上記の円グラフは、「こそだてハック」の読者アンケート(※)の結果です。子供が1歳6ヶ月から2歳5ヶ月までの間に、おむつはずし=「トイレトレーニング」を始めたというママが約半数でした。


円グラフ おむつはずしを始めた季節

おむつはずしを始める季節でおすすめなのは春夏。どの季節にスタートしても問題はありませんが、おむつをはかずに練習しやすい気候ですし、漏らしてしまっても着替えやすいので、アンケート結果でも、春または夏に始めたというママが約8割でした。

おしっこを漏らして洗濯物が増えても乾きやすい、というのもおむつはずしを春や夏の時期から始める理由の一つのようです。

おむつはずしを始める時期の目安は?

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おむつはずしを始めるときは、まず子供が始められる状態かどうか見極める必要があります。まだ子供の準備が整っていないと、なかなか上手く進まず、ママや子供のストレスになってしまうことも。以下に、おむつはずしを始める目安をご紹介します。

一人で立って歩くことができる

まずは歩行が安定していて、補助便座などにまたがれる状態だと良いでしょう。立って歩けるようになると、少しずつ尿意を感じ始めるともいわれています。

言葉が理解できる

おむつの意味や、おむつはずしをする理由、段取りなどを伝えておくことも、おむつはずしには大切なこと。事前にトイレの絵本を読み聞かせて、イメージできるようにしておくのもおすすめです。

おしっこの間隔が2~3時間程あく

おしっこの間隔が最低でも2時間、できれば3時間程あいていると、膀胱が発達しておしっこのサイクルが整った証拠。そのくらいの間隔を目安に、はじめはママからトイレに誘導するところから、おむつはずしの第一歩を踏み出しましょう。

おむつが濡れた後に気にする素振りを見せる

子供がおむつを触っていたり、モゾモゾしていたりと、下半身を気にする素振りをしていたら、濡れた状態を不快に感じているサイン。「おむつがはずれるとこの不快感がなくなる」ということを教えてあげるといいですね。

おむつはずしの方法は?上手にはずれるコツはあるの?

トイレ

おむつはずしの方法やコツは、まず子供にトイレという存在を知ってもらうこと、そしてトイレの意味を知ってもらうこです。

これが理解でき始めると、すでにおむつにおしっこをした後で「ちーする」とアピールしてくることも。「おしっこ=トイレ」を理解しはじめた証なので、「出てからじゃ遅い」と怒ったりせず、付き合ってトイレに行ってあげましょう。

ここでは、子供にトイレの意味をわかってもらう方法やコツをご紹介します。

朝起きたらすぐにトイレにいく

朝起きてすぐにトイレに連れていくと、寝ている間に溜めていたおしっこを出してくれることがあります。また、毎朝決まった時間に行くという習慣をつけることで「尿意」を意識しやすくなりますよ。

トイレを楽しい場所に演出する

トイレは「不安・怖い」というイメージがつきやすい空間です。ウォールステッカーを貼ったり、好きなキャラクターの補助便座を用意したり、楽しい空間作りをしましょう。

無理強いせず、声がけを根気よく

おしっこの感覚がまだよくわからない子供にとって、トイレに行くタイミングをママに伝えるのは難しいもの。ママが定期的に「トイレいく?」と、声をかけてあげましょう。

トレーニングパンツを使う・パンツに切り替えてみる

トレーニングパンツは、通常のおむつよりもさらにおしっこをした感覚や濡れた状態が伝わりやすくできています。「おむつにおしっこをする=不快」と覚えられるよう、切り替えてみましょう。1日外出しないときに、思い切ってパンツにしてみるママも多いようです。

ごほうびシールを作る

ごほうびシールを作って、トイレでおしっこやうんちができたときに貼ってあげるのも良いですね。ただし、シールが貰えることを目的にしているようであれば、方法を変える必要があります。

おむつはずしは焦らず気長に進めましょう

おむつはずしで大切なことは、他の子と比べて焦ったり、失敗したからと怒ったりしないことです。強制すると子供がトイレに嫌な印象を持ってしまうことや、恐怖心しか残らないなど、逆効果になることも。

日中のおむつは取れても夜はなかなか取れないケースや、おしっこはできてもうんちはおむつじゃないとできないというケースも珍しくありません。おむつはずしを進めるには、子供のタイミングを見ながら、ゆっくりと段階を踏むことが大切ですよ。

おむつはずしは、一度進んでもすぐ戻ってしまうこともあります。きっちりと期限を決めてしまうとママもプレッシャーに感じてしまうので、気長に進めるようにしましょう。

※アンケート概要
実施期間:2017年6月12日~6月21日
調査対象:子供のトイレトレーニングの経験がある「こそだてハック」読者
有効回答数:210件
収集方法:Webアンケート

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