日本のアウトドアメーカーであるモンベルが、ランドセルのもう一つの選択肢として通学用バックパック「わんパック」を開発。登山用品で培った技術を最大限活かし、軽さ・使いやすさ・耐久性にこだわって作られていることから、ママ・パパの注目を集めています。
そんなモンベルの「わんパック」の魅力を深堀りすべく、広報担当者へのヒアリングと編集部で実際に使ってみてわかった良さを徹底的に紹介します！
モンベルが軽くて機能的な
通学用バッグパックを新発売！
▲重さは約930g。一般的なランドセルの最軽量モデルと比べても軽い仕様に
モンベルの商品開発は、「Light & Fast（軽量と迅速）」「Function is Beauty（機能美）」のコンセプトで行っています。
「わんパック」が軽さにこだわるのは、軽量で素早く行動できるという「Light & Fast」のコンセプトから。通学中の子どもを守ることにも繋がります。
加えて、使いやすさと耐久性を兼ね備えることができたのは、あらゆる登山用品を開発してきた技術力によるもの。製品への信頼も厚く「モンベルが作ったなら」と、注目する人がいるのも事実です。
そもそも、富山県立山町から23年度の新1年生へプレゼントする「通学用バックバック」の取り組みから生まれた「わんパック」。発表後は問い合わせが殺到し、その内容から「思っている以上に小学生の親が通学用バッグの重量に注目している」ことがわかったと言います。
そうはいっても、ランドセルと遜色なく使えるのかは気になるところ。まず、実際に使ってみた様子を見てみてください。
動画で検証！
子どもがラクラク使える「わんパック」
さっそく、実際に編集部ママと、来年小学生になる年長のGくんが使ってみた様子を動画でお見せします（※音が出ます）。
こちらの動画をみれば一目瞭然かもしれませんが、編集部が実際に「わんパック」を手にした感想は以下のようなものでした。
◎ ランドセルっぽい見た目がいい！
◎ ガバっと開いて入れやすい！
◎ 大容量で使いやすい！
◎ 雑に扱っても耐えうる素材
◎ 収納型レインカバーが便利
◎ ここまでこだわって1万5千円未満
次から、動画ではお見せできなかった部分を含めて詳しく紹介します！
① 子どもが受け入れやすい
ランドセルっぽい見た目がいい！
実際に手にとってまず抱いた感想は、「リュックなんだけどランドセルっぽい」こと。
▲来年小学校へ入学する、Gくんが背負ったイメージ
光沢感やサイズ感もそうですが、サイドフックや防犯ブザーをつけるDカンもついているので、一瞬ランドセルを背負っているようにも見えました。
それもそのはず。「わんパック」のいいところは、通学用として使いやすい部分は、ランドセルを参考にしているから。
▲サイドのフックは丈夫なカラビナ！給食袋などもひっかけやすい
▲底の3点でしっかり自立。ランドセルのように立てられる
昨今、「軽いからリュックにしたい」という思いもある一方で、「子どもが受け入れるかわからない」といった懸念もSNS等ではみられます。その点も払拭でき、選択肢のひとつにしやすいのが印象的でした。
② ガバっと開いて入れやすい
数十回の試作のなかで生まれたWジップ
「わんパック」の一番の特徴は、なんといってもWジップ。子どもが使いやすいようにと、立山町へのヒアリングをしながら、数十回の試作を繰り返すなかで生まれたといいます。
▲2つのジップをつなぐベルトを持てば、ワンアクションで開閉
▲ガバっと開くから、子どもが教科書や筆箱をいれやすい
ランドセルのように口が広く開くので、手間取らずに荷物を入れられます。何度か開け締めしましたが、ひっかからずスムーズ！
③ 教科書も体操袋も！？大容量で使いやすい
「学校で使うさまざまなものをオールインワンで収納できる」と、モンベルの公式Webサイトでも紹介されているため、容赦なく色々なものを入れてみました。
▲6冊の教科書＋3冊の児童書に加え、外ポケットにも図書室などで借りた本が入る
外ポケットにもマチがついているので、学童用の連絡帳を入れたり、図書館で借りた児童書を入れたり、教科書と別にできます。カギが収納できる小さいポケットもついてるので便利。
▲教科書を入れた脇にスペースが！筆箱も入れられそう
上の写真のように脇に筆箱が入れば、教科書のうえに上履き袋くらいなら入るスペースが確保できます。
▲教科書6冊に上履きをIN。無理かな…と思いつつ入れたら余裕
▲背面にはタブレットが入るパネル入りのポケットも
繊細なタブレットも、背面のパネルでカバーしているから安心。とにかくたくさん入るので、手荷物が減らせるのは、安全面からみても嬉しいですよね。
④ 雑に扱っても耐えうる素材
耐久性と軽さのバランス◎
一般的な登山用リュックと比べて違うのは、毎日使うところ。そこで重要なのが耐久性です。乱雑に使うことも多い年頃なので、丈夫な素材はゆずれません。
開発で気にかけた部分は、まさに軽さと耐久性のバランスがとれる素材だったといいます。
▲素材は軽さと耐久性のバランスを考慮した840デニールのナイロン
そこで選ばれたのが、840デニールナイロン。水に強いラミネート加工（※）を施しているので、雨にも汚れにも強く、簡単に破れたりしません。やんちゃな時期でも安心ですよ。
※完全防水ではありません。
⑤ 急な雨でもOK！
収納型レインカバーが便利
水に強いとはいっても、ジップの部分は心配どころ。水が入りにくい作りにはなっていますが、念には念を入れたいところ。でも別売りなのでは…
そんな親の思いを汲むように、なんと「わんパック」には初めからレインカバーが収納されているんです。
▲収納されてるサイトポケットからサッと出して…
▲肩紐の付け根、両サイドのポケットにある面ファスナーにつけるだけ
▲頭の部分がすっぽり。反射テープもついてるから、薄暗い雨の日も安心！
低学年でも簡単につけられるだけでなく、面積が小さいので乾きやすかったり、子どもが畳みやすかったりするのも良いところです。
⑥ここまでこだわって1万5千円未満！
ランドセルと遜色ないのに破格の値段
▲定価：14,800円（税込）、色：ブルーグリーン／ワインレッド／ブラウン
なによりも注目したいのは、こんなにこだわっていてレインカバーもついているのに、1万5千円未満という破格の値段。
正直なところ、扱い方によっては6年間もつかはわかりませんが、それはランドセルにもいえること。壊れたり、体格によっては窮屈に感じたりすることが囁かれるランドセル。
そのため、お問い合わせにはランドセルからの買い替え需要もあるといいます。
入学準備の初期費用が押さえられ、買い替えるときも負担になりにくい価格がうれしいところですよね。
「わんパック」はラン活の選択肢にアリ！
軽さを重視しながらも、子どもが使いやすい機能性に長けた、モンベルの「わんパック」。ランドセル以外で通学用バッグを探している親御さんは、選択肢のひとつにしても後悔はないのではないでしょうか。
※2023年1月現在の受付予約分は、2023年の4月以降に入荷予定です（カラーによって入荷時期が異なります）。入学用の購入は24年度以降からがおすすめです。
※学校によって指定のもの以外はNGな場合もあります。購入する際は予め通う小学校へ確認してください。
ちなみに大人が背負うと…
SNS等では「大人も使えるの？」「中高生にも良さそう」という声が聞かれたので、154cmの筆者が背負ってみました。
▲肩紐の長さをマックスまで調整した状態
位置を下げてラフに背負うのは難しいかもしれません。本来は子ども用を目的に作っているので、大人や中高生が使えるかどうかは、実際に背負ってみてから検討するのがおすすめです。
商品協力・監修株式会社モンベル
1975年に設立した日本のアウトドアメーカー。“Function is Beauty（機能美）”と“Light & Fast（軽量と迅速）”をコンセプトに商品開発を行っています。モンベルの歴史は、近年のアウトドア用品の進化の歴史といっても過言ではありません。https://about.montbell.jp/
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