小学生になると「考える力(思考力)が大事」と耳にすることが多くなりますが、実際にどんなことをすれば身につくのかよくわからないですよね。そんな思考力を鍛えるには、「脳トレ」ドリルがおすすめです。
今回は、解答を導くためにさまざまなな角度から集中して考える、脳トレドリルを6点紹介します。
脳トレドリルは学習につながるの?
脳トレドリルは、学校での学習や一般的なドリルと比べて、答えの導き方が少し異なるのが大きな特徴です。
考え方の引き出しが増え、発想力、表現力、読解力などが身につきやすく、国語や算数の文章問題が解きやすくなったり、図形問題が理解しやすくなったりすることにもつながりますよ。問題の解決策を考える論理的思考などが養われたりもします。
子どもにとってはゲームやクイズ感覚で取り組めるものが多く、楽しく学べるのも魅力のひとつ。すべて正解しなくても、取り組んで考えてみることだけでも良い経験になりますよ。
思考力を伸ばすおすすめ脳トレドリル
1. アインシュタイン式子どもの論理脳ドリル(実業之日本社)
こちらは、アインシュタイン博士が考案した「世界の98パーセントの人が解けないだろう」と豪語した問題をベースに作られた、論理的思考を鍛えるブレイン・パズルです。
問題を読み、少しずつ答えを導き出しますが、学ぶのではなくあくまでも遊びながら、楽しく考えながらが基本的な使い方です。
- 税込価格
- 1,210円
2. 算数と国語を同時に伸ばすパズル 入門編(小学館)
すべての教科に必要なのが、国語力。このパズルでは、文章を正確に読み取る力、示された条件を整理する力、何を問われているかを理解し、考えを組み立て、正解にたどり着く力がつきます。
パズルを解くための問題をよく読み、考え、試行錯誤を繰り返すうちに、国語の力が伸びていることに気づくかもしれません。
- 税込価格
- 660円
3. 理系脳をつくる ひらめき思考力ドリル(幻冬舎)
ポップなページデザインが印象的なドリルは、「計算」「論理」「作図」「平面・立体図形」など、40テーマ全80問の理数系専門塾考案のオリジナル問題を掲載。
エルカミノ式という独自の教育メソッドで、自分で考え、気づいて正解する学習スタイルを身につけます。このスタイルは、すべての教科にも活かせますよ。
- 税込価格
- 1,100円
4. きらめき算数脳(主婦と生活社)
ゲームを利用した問題、図形問題など、パズル感覚で楽しく解ける、SAPIXオリジナルの思考力を伸ばす問題を収録。オールカラーで、イラストや親しみのもてるキャラクターが登場するなど、楽しく取り組める工夫が満載です。
「よく考える」「どう答えを導くか試行錯誤する」「ひらめくこと」が問題を解く鍵になるので、この問題集に取り組むだけで、自然と思考力が身につく構成になっています。
- 税込価格
- 2,090円
5. 天才脳ドリル 空間把握 初級(増進堂・受験研究社)
物ごとをイメージする力に注目した「天才脳ドリル」。最初は簡単な転写や点描写などから始まり、投影図や見取り図を書いたり、鏡に映した際の図を書いたり問題のバリエーションが豊富です。
じっくり見て考えながら取り組む問題が多いので、集中力もつきそうなのが特徴です。空間把握が苦手かも…と感じているときは、遊び感覚でとりくめるこのドリルがおすすめですよ。
- 税込価格
- 825円
6. 自由自在 賢くなるクロスワード 初級(増進堂・受験研究社)
小1〜3年生で学ぶ、国語、算数、生活やことわざ、都道府県や動植物などをテーマに言葉を答えます。ほとんどの漢字に読みがながふってあるので、まだ習っていない漢字があっても安心して解けますよ。
文章を読むのが好きじゃなくても、ゲーム性の高いクロスワードで楽しく学べると人気の高い1冊です。
- 税込価格
- 968円
親子で脳トレドリルに挑戦しよう!
普段取り組んでいるドリルとは一味違うドリルを紹介しました。集中してじっくり読む、順序立てて考える、情報を整理するなど、さまざま力を使って問題に向かうことで、「もしかしたらこうかも?」「あ、そうか!」を体験できるはず。大人も楽しめるので、ぜひ親子でも挑戦してみてくださいね。
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