2歳児と公園遊びを楽しもう!おすすめの遊び方や注意点は?

2歳になると運動能力が高まり、いろいろな体の動かし方を覚えはじめます。同時に、やりたいこと、やりたくないことの主張が強くなる「イヤイヤ期」に悩むママも多いですよね。そんな2歳児には、体を思い切り動かすことができる公園遊びがおすすめです。今回は、2歳児の公園遊びについて、公園遊びのポイントや効果、おすすめの遊び方をご紹介します。

2歳児は公園でどんなことをするの?砂場での遊び方は?

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2歳になると、室内の遊びだけではエネルギーを発散しきれなくなるため、晴れている日は公園に連れていってあげましょう。1歳のときは公園に行ってもよちよち歩くだけでしたが、だんだん遊具に乗ったり、追いかけっこをしたりして遊べるようになります。

公園にはさまざまな遊具がありますが、2歳児は特に砂場遊びが好きです。最初のうちは砂の感触に興味津々で、つかんではまき散らすといった遊びを繰り返します。

2歳半になる頃には、砂を型に詰めて形を作ったり、スコップですくってバケツの中に入れたり、目的を持って遊べるようになりますよ。

2歳児の公園遊びのポイントは?

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いざ公園で遊ばせようと思っても、どんな公園に行ったらいいのか迷ってしまうこともありますよね。2歳児と公園で遊ぶときは、安全に配慮された遊具があり、普段から子供がたくさん集まっている公園を選ぶと安心です。

同じ公園で繰り返し遊ぶと、環境に慣れ、同世代の子供たちと交流を持てるように。ママが無理なく連れて行ける公園を選ぶことも大切です。

2歳児は活発に動きまわるので、動きやすく汚れても構わない服を着せ、着替えも持って行きましょう。夏の暑い時期は、帽子や水筒、虫よけを忘れないようにしてくださいね。

砂場遊びセットやボールを持っていくと、遊びの幅が広がりますよ。

2歳児の公園遊びの効果は?

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家で遊んでいるときはすぐにぐずってしまうのに、公園に行くと機嫌がよくなり、遊ぶ時間が長くなる子供もいます。公園で遊ぶことは、子供に次のような効果をもたらすと考えられています。

五感が刺激される

遊具に乗っていつもより高い目線から景色を見たり、風が吹いて木々が揺れる音を聞いたり、公園には子供の五感を刺激する要素がたくさん詰まっています。ママが思っている以上に、子供はいろいろなことを感じ取っていますよ。

自然と触れ合う

公園では、土に触れたり、虫の動きを眺めたり、自然のおもしろさを身近に感じることができます。どんぐり拾いや落ち葉踏みのような、季節ならではの遊びを楽しむのもいいですね。

体力がつく

公園でたくさん遊んだ後は、ぐっすりと昼寝をしていませんか?公園での遊びは体を動かしてエネルギーを使うため、どんどん体力がついていきます。夜もぐっすり眠ってくれますよ。

想像力がつく

地面にお絵描きをしたり、砂で形を作ったりすることは、子供の想像力につながります。衛生面から砂遊びを嫌がるママもいますが、子供が自らやりたがっていることは、できるだけ挑戦させてあげましょう。

友達ができる

それまではママと2人きりで遊ぶことが多かった子供も、公園に行くようになると同世代の子供たちと触れ合うようになります。

初めのうちは、一方的に友達のおもちゃを取ってしまうこともありますが、根気強く教えていくことで少しずつ「かして」や「どうぞ」のやりとりができるようになりますよ。

2歳児におすすめの公園遊びは?

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ここでは、2歳児におすすめの公園遊びをご紹介します。どの遊びをするときも、必ずママ・パパがすぐ近くで見守ってあげてくださいね。

砂場遊び

公園の砂場は、子供が大好きな場所です。触って砂の感触を確かめたり、スコップで穴を掘ったり、ジョウロで水をかけて砂を固めたり、いろいろな遊びができます。子供が砂を投げたりすることもあるので、近くで遊んでいる子の目や口に入らないように注意しましょう。

ブランコ

ゆらゆら揺れるブランコは子供にとって魅力的な遊具です。まだ子供ひとりで乗るのは危険なので、ママやパパが背中に手を添えて転落しないように支えながら、軽く揺らしてあげましょう。ガード付きの乳幼児向けブランコなら、安心して乗せられますよ。

滑り台

滑り台の階段の上り下りがひとりでできるようになるのも、2歳児くらいからです。滑り台を滑るためには、まず自分の力で階段を上らなくてはいけないので、目標に向かって頑張る力が身につきます。夏の暑い日には、滑り台の温度が高くなるので、熱さを確かめてから遊ばせましょう。

鉄棒

手の力で体を支えながら回転することはまだ難しいものの、ぶら下がって足を持ち上げたり揺らしたりすることはできます。背の届かない高さの鉄棒では、抱っこして持ち上げてあげましょう。新たな感覚が養われ、腕の力もつきますよ。

ボール遊び

2歳になるとボール遊びの幅も広がります。ボールを追いかけながら蹴ったり、両手を使って遠くに向かって投げたり、少しずつボールの遊び方を覚えていく時期です。ママ・パパと一緒にボールを蹴って、サッカー遊びをするのも楽しいですね。

シャボン玉

青空の下をキラキラと舞うシャボン玉に子供は興味津々に。飛んでいくシャボン玉をひたすら追いかけることは、集中力アップにもつながりそうですね。ストローで吹くタイプのシャボン玉は、対象年齢が3歳以上のものが多いので、大人が吹いてあげましょう。

追いかけっこ

2歳児は走り回ることが大好きなので、公園では思い切り走らせてあげましょう。ママやパパ、友達と追いかけっこするのもおすすめです。子供のストレス発散にもなりますよ。

2歳児の公園遊びの注意点は?

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公園は子供の好奇心をくすぐる遊具がたくさんありますが、同時にたくさんの危険もひそんでいます。常に子供から目を離さないようにしましょう。

揺れているブランコに近づいたり、鉄棒で回転している大きい子供の近くに寄ったりすることは、思わぬ事故になりかねません。また、勢いよく走っている子供と衝突したり、ボールが飛んできたりすることも。

慣れてくると、ついついママ同士のおしゃべりに夢中になって、子供から目を離してしまうことがあります。気づいたら子供が危ない目にあっていたということのないように、いつも周りを確認するようにしてあげましょう。

2歳児の公園遊びは無限大

2歳児は自己主張がどんどん強くなるので、ずっと家の中にいると、ママも子供も煮詰まってしまうことがあります。そんなときは外に出て、広い公園で自由に遊ばせてあげましょう。公園で体を動かして遊ぶことは、食事や睡眠にも良い影響を与え、健康的な生活につながります。

子供は自分でどんどん新しい遊び方を生み出して、身につけていきます。ママやパパも一緒に、2歳児ならではの公園遊びを楽しめるといいですね。

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