小学校1年生で習うカタカナ。実はカタカナでつまずく子どもが多いのはご存知でしょうか。
そこで今回は、カタカナでつまずきやすい理由と教えるポイント、おすすめの復習方法をご紹介します。
小1がカタカナでつまずく4つの原因
子どもたちがつまずく原因は以下の4つの場合が多いです。
①習うのが一瞬
カタカナの授業は大体2〜3時間(!)で終わってしまいます。短い授業だけでは十分に覚えきれず、つまずいてしまいます。
②使う機会が少ない
日常生活で書くことが多い名前や文章は基本的にひらがなを使うため、カタカナを書く機会は少なめです。
③ひらがなに似ている
ひらがなに似たカタカナは、ひらがなの形に引きずられてなかなか覚えられないことも。「ひらがなは得意なのにカタカナはなかなか覚えきれない」という子も多いです。
④似た形が多い
カタカナには「ツ」「シ」「ソ」「ン」「リ」のような似た形が多く、混同しやすいです。
カタカナを教えるポイントは?
カタカナが苦手な子どもでも、覚えやすくなるポイントをご紹介します。「うちの子、カタカナをなかなか覚えられなくて…」と悩んでいるママ・パパは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
覚えやすいカタカナからはじめる
カタカナを教えるときに、アイウエオからはじめる必要はありません。覚えやすい1画で書ける「ノ・フ・ヘ・レ」などからはじめるといいですよ。
1画に慣れてきたら、ひらがなに似ている「ウ・カ・キ・コ・セ・モ・ヤ・ラ・リ」などに挑戦するのがおすすめです。ひらがなとどう違うのかも教えてあげてくださいね。
ただし、「モ」は習得しやすい一方で、難しいと感じる子もいるので要注意です。
似ていて混同しやすいカタカナを知っておく
大人からすると似ていないようでも、子どもにとって混同しやすいカタカナは上記のようにたくさんあります。教えるときに、どこがどう違うのかをわかりやすく教えてあげましょう。
子どもの好きなものを活用する
子どもの大好きな動物や、「ポケモン」「仮面ライダー」「プリキュア」「ディズニー」などのキャラクターの名前から覚えさせるのもおすすめです。特にキャラクター図鑑は、子どもの好奇心を満たしながら勉強も出来て一石二鳥ですよ。
楽しく覚えられる!カタカナ勉強グッズ
まだ机に長く座って勉強するのは難しい年齢ですよね。以下のような楽しみながら覚えられるグッズを活用するのもおすすめです。
うんこカタカナひょう
- 税込価格
- 968円
絶大な人気を誇るうんこドリルシリーズのカタカナ表ポスターです。水に濡らすだけでお風呂の壁にも貼れますよ。
うんこドリル カタカナ 5・6さい
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ポスターと合わせて使いたい練習用ドリルです。全てカラーなので目でも楽しめますよ。練習が終わったら貼れるご褒美シールもついています。
もじ・かずボード
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- 1,909円〜
水がインクになる手を汚さない練習ボードです。書いたら1〜2分で消えるので繰り返し使えますよ。書き順付きで、正しい鉛筆の握り方も学べます。ひらがなと数字も練習できるので、年長さんにぴったりです。
楽しくおぼえる ひらがな・カタカナ ドラえもん おべんきょうかるた
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かるたをしながら楽しく学べます。季節感などが自然に身につくように作られています。
読み札には、「すききらい しないでたべよう いただきます」「むしば やだ はみがきしよう たべたあと」のように子どもに教えたいことが盛り込まれていますよ。
おすすめのカタカナ復習方法!
子どもにゲーム感覚で楽しみながら復習してもらうと身につきやすいですよ。手軽にできるのでぜひ試してみてくださいね。
カタカナパズル
上記のパズルの中から「自宅にあるもの」のカタカナを抜き出させましょう。見つけることに喜びを感じられるので、楽しみながらカタカナを復習できますよ。
カタカナ書き出しゲーム
上記の絵に描かれている動物やモノをカタカナで書き出してもらいましょう。自宅にある絵本やカタログ、雑誌などに載っている写真や絵を見せて、同じようなことをしても◎。
カタカナ探しゲーム
自宅にあるチラシや雑誌、カタログ、絵本から、指定したカタカナを見つけてもらうゲームです。カタカナが認識できていないと探せないので、理解度チェックにもなります。
楽しみながらカタカナを学ぼう
子どもは「楽しい」「面白い」など興味を持てる内容の方が習得が早いです。グッズを使ったり、一緒にゲームをしたりして楽しみながら学ぶのがおすすめです。
早めにカタカナをマスターして、楽しい小学校生活を送れるといいですね!