赤ちゃんを産んでから、抜け毛が気になっているママもいるのではないでしょうか。抜け毛は出産から半年から1年ほど続くことが多く、その期間は掃除も大変ですよね。特にお風呂の排水口は、気づいた時には髪の毛が詰まってドロドロになっている、なんていうことも。そこで今回は、お風呂の排水口に頻繁につまる髪の毛の処理方法と、その掃除をラクにしてくれる便利グッズをまとめてご紹介します。
排水口の髪の毛は「取る」&「溶かす」!

お風呂の排水口には、髪の毛などがよくつまりますよね。「このあいだ取ったばかりなのにもう…」と憂鬱な気持ちになってしまうものです。それもそのはずで、1回の入浴で平均数十本も毛が流れこむため、ゴミ受けはすぐにいっぱいになってしまいます。
残念ながら大量の髪の毛をすべて溶かすような強力な洗剤はないため、パイプクリーナーを使うだけでは思ったような効果が得られないことも。
物理的に「取り除く」のと、パイプクリーナーを使って「溶かす」作業を並行するのが一番有効です。
排水口から髪の毛を取り除くには何が必要?

用意するもの
● ビニール袋
● 『パイプユニッシュ』などのパイプクリーナー
用意するのは「ビニール袋」と「『パイプユニッシュ』などのパイプクリーナー」の2つだけ。パイプクリーナーはキッチンや洗面所の排水口にも活用できるので常備しておくといいですよ。
排水口の髪の毛を「取る」方法は?

基本の掃除方法はビニール袋ごしにつまんで取り除くだけ。ゴミを取ったら袋をひっくり返してそのままゴミ箱に捨てれば完了です。
排水口はお風呂のなかでもとくによく汚れる場所なので、できるだけ毎日取り除くのが理想です。最後に入浴した人がササッと簡単に回収すると、キレイに保てますよ。
さらにワンポイント!
少していねいに掃除したい場合は、『バスマジックリン』などのお風呂用中性洗剤をかけて、歯ブラシで汚れをこすり落としましょう。
排水口の髪の毛は定期的に「溶かす」!
物理的に髪の毛を取り除いていても、すき間から流れた髪の毛が排水管内でたまってつまってしまう可能性があります。
なので、定期的に『パイプユニッシュ』などのパイプクリーナーを使って溶かし流す必要があります。洗剤をサッとかけるだけなので、簡単ですよ。
① パイプユニッシュをかける

パイプクリーナーを使った掃除は1〜2週間に1度くらいのペースでおこないましょう。
いつも通り髪の毛を取り除いたあとに、パイプクリーナーの液を垂らします。
② 水で流す

あとは時間を15〜30分ほどおいて水で洗い流すだけ。こすらずにヌメヌメ汚れなどもキレイにできます。これでパイプ内の汚れも流せて、つまりやイヤな臭いの発生も防げます。
薬剤を使わないでキレイにする方法は?

赤ちゃんが小さいうちは、あまり洗剤を使いたくないというママもいるかもしれません。そんな場合は、「重曹」と「クエン酸」を使った掃除もおすすめです。
用意するのは、粉のままの重曹を1カップ(200cc)と、水200mlに小さじ1杯のクエン酸を溶かした「クエン酸水」の2つだけ。
排水口に重曹をまんべんなくふりかけたら、その上からクエン酸水をかけ、30分ほど放置します。すると、重曹とクエン酸が反応してシュワシュワと泡立ち始めて、汚れを浮かせてくれます。
仕上げにシャワーでザッと洗い流せば、泡の力で浮き上がった汚れをキレイに流せます。
排水口の髪の毛をとって清潔なお風呂に

お風呂の排水口はすぐに汚れが出てきてしまう場所。いつも「触りたくないなぁ…」とイヤな思いをしながら掃除しているママは多いですよね。
便利グッズの力を借りながらこまめな掃除を心がければキレイを保ちやすいですよ。できるだけ簡単で負担のかからない方法を見つけてくださいね。
まとめ
1, 排水口にたまる髪の毛は洗剤で溶かすだけではダメ。物理的に「取り除く」のとクリーナーで「溶かす」のを併用すること。
2, たまった髪の毛は毎日取り除き、1〜2週間に1回パイプクリーナーで排水管内まで掃除するのが理想。
3, 手間を減らすには便利グッズの活用がおすすめ。