動物の絵本で読み聞かせ！ねこ・うさぎ・くまなどおすすめ10選

ママやパパが絵本を読み聞かせてあげることで、子供は頭の中で想像力を働かせ、自分だけの世界を作り出すことができます。アニメや動画が大好きな子供も多いと思いますが、子供の想像力と親子の絆を育てるためにも、ぜひ絵本を読んであげてください。

大好きな動物が主人公の絵本なら、子供はより興味を持って聞いてくれるかもしれませんね。今回は、そんな動物たちが主人公の絵本を10点ご紹介します。

ねこの絵本！時代を超えて愛される不朽の名作

1. 100万回生きたねこ ／ 講談社

100万回も死んで、100万回も生き返ったねこは、あるとき自由なのらねこになりました。そして一匹の美しい白ねこに魅せられ、はじめて愛を知ります。そして愛するねこを失ったとき涙を流し、その後はもう生き返ることはありませんでした。

40年も前に発売された絵本ですが、本当に素晴らしい物語は、時を超えて愛されるものなのだと感じます。大人も子供も読み返すたびに、誰かを愛することの素晴らしさを実感できる、不朽の名作ですよ。

税込価格

1,540円

犬の絵本！楽しいストーリーで子供も夢中に

2. どろんこハリー ／ 福音館書店

もし、お風呂があまり好きではない子供がいたら、是非この絵本を読み聞かせてあげてください。白に黒ぶちのある犬ハリーは、お風呂が大嫌い。ある日ブラシを隠して逃げ出し、真っ黒になるまで遊びまわってしまいます。黒に白いぶちのある犬になってしまったハリーは、家に帰っても誰にも気づいてもらうことができません。ハリーの運命やいかに…!

躍動感にあふれるハリーの描写や、テンポのいいストーリー展開が大人気の絵本ですよ。他にも、「ハリーのセーター」や「うみべのハリー」があります、やんちゃなハリーの起こす騒動には子供たちも大興奮間違いなし。

税込価格

1,320円

うさぎの絵本！読み継がれる優しい愛の物語

3. しろいうさぎとくろいうさぎ ／ 福音館書店

森で毎日いっしょに遊んでいたしろいうさぎとくろいうさぎ。くろいうさぎはある日、あそんでいる最中に悲しそうに座り込んでしまいます。その理由をしろいうさぎがたずねると「ぼく、ねがいごとをしているんだよ。いつも いつも、いつまでも、きみといっしょにいられますようにってさ。」とくろいうさぎが答えます。

繊細な筆致で描かれた絵と、シンプルで優しい言葉が紡ぐ愛の物語は、子供たちがすぐに理解するのは難しいかもしれません。でも、子供たちが成長したときに意味を知り、自分の子供にも読んであげたい」と願うことでしょう。この本が長く愛されているのはそんな伝えたい思いがゆえかもしれませんね。

税込価格

1,320円

サルの絵本！大人気シリーズの新作！

4. おさるのジョージチョコレートこうじょうへいく ／ 岩波書店

世界で人気のおさるのジョージシリーズ。こちらはチョコレート工場をテーマにしたお話です。ジョージがバナナクリーム入りのチョコレートを見つけた途端にハプニングが起こって…。

工場でどのようにチョコレートが作られているのかワクワクしながら読めますよ。「いろんな種類のチョコレートがたくさん出てくるのがうれしいようで何度も繰り返し読んでいます」と口コミでも好評です。

税込価格

990円

くまの絵本！小さな子供のお気に入りに

5. こぐまちゃんおはよう ／ こぐま社

くまちゃんが自分と同じことをしている！という親近感が子供たちの興味を強く引くようで、このシンプルな絵本にはたくさんのレビューが寄せられています。こぐまちゃんは朝起きて顔を洗い、ごはんを食べ、ぬいぐるみたちと遊び、おまるに座ってうんちをします。

それだけのストーリーなのですが、子供たちにあいさつや、生活習慣の基礎を自然と教えることができるとても不思議な絵本です。ちょっととぼけた顔のくまちゃんがビビッドなカラーで描かれているので、小さな子供でも理解できる絵本ですよ。

税込価格

880円

ぞうの絵本！テンポの良さで子供に大人気!

6. ぞうくんのさんぽ ／ 福音館書店

ブレーメンの音楽隊のように、動物たちがどんどん背中に重なってゆく…定番の展開ですが、子供にはハラハラ感がたまらないストーリーの絵本です。おさんぽに出かけたぞうくんの背中に、かばくん、わにくん、かめくん…と、どんどん乗っていく動物たち。

「うんうん、ぼくはちからもち」と頑張っているけれど、だんだん顔色が変わってゆくぞうくんに子供たちもどんどん引き込まれますよ。子供が好きな繰り返しの言葉が多く出てくるので、読み聞かせにおすすめです。

税込価格

990円

ライオンの絵本！親子の絆を描いた感動作

7. やさしいライオン ／ フレーベル館

やなせたかしさんといえば「アンパンマン」の作者として有名ですが、実はこんな絵本も作られているんです。みなしごライオンのブルブルと、育ての親である犬のムクムク。人間の都合で離ればなれになってしまった彼らの切ないラストシーンは、大人が読んでも涙が溢れそうになります。

「生きるとは、愛するとかどういうことなのか」を大人にも子供にも訴えかけるこの絵本は、子供に様々なことを考えるきっかけを与えてくれる、感動の一冊ですよ。

税込価格

968円

キリンの絵本！夢を与えてくれるベストセラー

8. ももいろのきりん ／ 福音館書店

お母さんから大きな桃色の紙をもらった「るるこ」は、大きなキリンを作って「キリカ」と名づけます。ところが、雨に濡れてキリカが色あせてきてしまいました！るるこはキリカに乗って、「クレヨン山」を目指すことに。はたして、キリカを桃色で塗り直すことはできるのでしょうか？

絵本らしい、子供の豊かな想像をそのまま形にしたような冒険ストーリー。イラストは非常にシンプルですが、それもまた子供の想像力をかきたててくれるはず。この本は1965年に発売されたものですが、今なお子供たちに大人気の傑作ですよ。

税込価格

1,430円

ペンギンの絵本！本当に大切なことを教えてくれるノンフィクション

9. タンタンタンゴはパパふたり ／ ポット出版

実話をもとに作られた、なんともユニークな絵本。世界中で賞を受賞した理由は、読んでみるとわかります。ニューヨークのセントラル・パーク動物園で実際にあったこの物語はペンギンが主人公。

オスのペンギン同士のカップル、ロイとシロは、ほかのペンギンカップルが育てられなかった卵を一生懸命温めます。待ちに待った赤ちゃんペンギンのタンゴが生まれる瞬間は、読んでいて胸がいっぱいに…。「多様性を尊重できる子供に育ってほしい」と願うパパやママにおすすめの名作です。

税込価格

1,650円

魚の絵本！優しい気持ちを分け合える名作

10. 年少版 にじいろの さかな ／ 講談社

虹色に輝く世界で一番美しい魚は、誰にも好きになってもらえずひとりぼっちでした。その悩みをタコに打ち明けた魚は、自分の大切なうろこをほかの魚にも分けてあげることに決め、少しずつ友達ができていきます。

とても有名な美しいイラストのこの絵本、物を渡して友達になってもらう、というストーリーに賛否両論あるのですが、「皆が楽しいと自分も楽しいし、誰かが喜んでくれると自分も楽しい、という気持ちに共感してくれたらいいなと思って読み聞かせています。」という口コミにもあるように、分かち合うことの喜びを教えてくれる絵本になっていますよ。

税込価格

660円

作／訳

フィスター, M.／谷川 俊太郎

動物の絵本は、子供たちに大人気！

今回は、10種類の動物たちが登場する人気の作品をご紹介しました。親子の愛や友達との絆といった大切なメッセージを、愛らしい動物を通じて自然に子供たちに伝えることができますよ。

パパとママも、あらためて読んでみると物語の奥深さに気づかされるかもしれません。絵本を通じて子供が社会の様々なことに目を向けられる心を育ててあげたいですね。下記の記事では保育士が選んだおすすめの絵本を紹介しています。あわせて参考にしてみてくださいね。

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