子どもの字を見て「なかなか上手く書けない」「鉛筆を持ちにくそうにしている」と感じたことはありませんか?小1ではまだきれいに字を書くことが難しい場合もありますが、鉛筆の持ちにくさが原因でうまく書けないこともあります。
今回は、子どもが持ちやすく、書きやすい鉛筆とはどんなものなのか、おすすめの商品と一緒に紹介します。
鉛筆が持ちにくいと上手く書けないのはなぜ?
鉛筆が持ちにくいことで字が上手く書けないのは、主に以下のことが考えられます。
● 滑ってしっかり握れない
● 力の加減が上手くできない
● 鉛筆がうまく動かせない
● 正しい位置で持てない
上記のような状態だと、書いている最中に文字の線が崩れたり、「とめ・はね・はらい」がうまくできなかったりします。
また、高い位置で持つと筆圧が弱く薄い文字になることや、低く持ちすぎて可動域が狭まり文字が小さくなることも。
鉛筆の持ち方を覚えるのはもちろんですが、持ちやすい鉛筆を準備してあげることも大切ですよ。
子どもが持ちやすく書きやすい鉛筆とは?
なかなか文字が上手く書けない・持ちにくそうにしている場合は、以下のような鉛筆を選んであげましょう。
三角軸・六角軸
鉛筆は形によって持ちやすさが異なります。三角軸と六角軸の鉛筆は、子どもの小さな手でもしっかり握れるのでおすすめです。
鉛筆を持つときは、親指・人差し指・中指の3点で支えて持ちます。そのため、3の倍数の形だと指がフィットして滑りにくく、力加減がしやすくなります。
持ち位置に印がついている
持つ場所に印が描かれた鉛筆を使うことで、正しい位置で持てて鉛筆が動かしやすくなります。
印があると持ち位置がズレたときに気づくこともできますね。正しい持ち位置で鉛筆を握るだけで、書きやすさもグンとUPします。
子どもが持ちやすいおすすめの鉛筆は?
ここからは、編集部が調べた、小学生の子どもを持つ親から好評の持ちやすい鉛筆を紹介します。上記のポイントを押さえた鉛筆ばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
スタビロ かきかた鉛筆 イージーグラフ
ドイツ製の老舗メーカー「スタビロ」の鉛筆は、軸に空いた丸い穴に指を添えるだけで、正しい持ち方が自然と身につく画期的なデザインです。太い三角軸が指にフィットして、安定感も抜群。芯が3.15mmと太く、力を入れなくてもスラスラ書きやすい点も優秀です。
ただし特殊な太い芯を採用しているため、専用の鉛筆削りが必要となります。
- 税込価格
- 541円(2B・2本)
トンボ鉛筆 Yo-i もちかたえんぴつ
出典: www.tombow.com表面に描かれた波型のラインに指を合わせるだけで正しい持ち方ができる、六角軸の「もちかたえんぴつ」。人差し指、親指、中指の正確な位置が見やすいので、持ち方の練習にもぴったりですよ。右利きと左利き兼用デザインなのも助かりますね。
- 税込価格
- 541円(2B・12本)
サクラクレパス 小学生文具 かきかたえんぴつ 三角軸
「かきかた鉛筆」は、表面に特殊加工が施されているため手に汗をかいても滑りにくい鉛筆です。しっかり鉛筆を握れないことで字がブレやすい、とめ・はねが上手くできない悩みを抱えている子にもおすすめ。カラバリが豊富なので、子どもが好きな色を選んであげましょう。
- 税込価格
- 453円(2B・12本)
三菱鉛筆 グリッパーえんぴつ
出典: www.mpuni.co.jp字がきれいに書けて、手が疲れないのが、こちらの「グリッパーえんぴつ」。表面に滑り止め加工を施していて、手の小さい低学年の子どもでもしっかり握れるよう工夫されています。安定して握れるので、字を書くことに集中できそうですね。
- 税込価格
- 527円〜(2B・12本)
持ちやすい鉛筆で字を書く楽しさを知ろう
持ちやすい鉛筆に変えることで、字を上手に書けるようになり、「書くことが楽しい」と感じる機会が増えるかもしれません。今回の記事をきっかけに、今使っている鉛筆を見直してみてはいかがでしょうか。