梅雨に食材を傷ませない!離乳食で使う常温保存の食材を長持ちさせる方法

監修専門家 管理栄養士・フードコーディネーター 中村 美穂
中村 美穂 東京農業大学卒業。保育園栄養士として乳幼児の食事作り、食育活動、地域の子育て支援等に携わった経験を活かし、離乳食教室や子どもから大人まで楽しめる料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。書籍、雑誌等への... 監修記事一覧へ

にんじんや玉ねぎ、パンなどの常温保存の食材。梅雨時期は傷むのが早くて困った経験はありませんか?離乳食期はこれらの食材を使う機会が多いので、できるだけ長持ちさせたいですよね。

今回は、梅雨時期に傷みやすい常温保存の食材を長持ちさせる保存方法を紹介します!

梅雨時期は常温保存の食材が傷みやすい

根菜 食材 野菜

そもそも常温保存とは、15〜25℃で、直射日光が当たらず多湿ではない場所に置くことを指します。

常温保存に向いている食材にはいくつかあり、大きく分けると「根菜」、トマト、きゅうり、なすといった「低温に弱い野菜」、「バナナ」があげられます。そのほか、米やパン、乾麺なども常温保存に向いています(※1)。

ただし春から梅雨時期にかけては、少しずつ気温に加えて湿度も高くなってくるため、常温保存に適した食材でも傷みやすくなります。長持ちさせるためには、保存方法を工夫したうえで、基本的には冷蔵庫を使うのがおすすめです。

以下では、離乳食によく使う常温保存の食材を、梅雨時期に長持ちさせる方法を説明します。

根菜類を長持ちさせる保存方法のコツ

離乳食初期からよく使う、にんじん、じゃがいも、玉ねぎなどの根菜類が傷みやすくなる目安は、気温20℃・湿度70%程度です。室内にいても半袖で過ごすくらいになったら、保存方法を切り替えましょう。

じゃがいも&たまねぎ(※1)

じゃがいも たまねぎ 冷蔵保存

じゃがいもとたまねぎの保存方法は同じです。

  1. 新聞紙に包んで乾燥防止にポリ袋に入れる(個別でも、2、3個入れてもOK)
  2. 軽く袋の口を締め野菜室で保存する

ポリ袋の口を固く結ぶと密閉され、じゃがいも・たまねぎの水分で蒸れて傷みやすくなるので、必ず軽く結ぶようにしましょう。新聞紙が湿ると傷みやすくなるため、定期的に状態を確認し、湿ってきたら新聞紙を取り換えてくださいね。

にんじん(※1)

にんじん 冷蔵保存
  1. 表面の水気を拭き取る
  2. 新聞紙で1本ずつ包む
  3. 個別または数本ずつポリ袋に入れる
  4. 立てた状態で野菜室で保存する

表面の水気を拭き取るのは、梅雨時期以外で常温保存するときにも大切なポイントです。

お米・パン・乾麺を
長持ちさせる保存方法のコツ

お米や乾麺は乾燥していますが、湿度が高くなると水分を吸収しておいしさを損なうほか、カビが生えやすくなるので、冷蔵庫や冷凍庫での保存がおすすめです。

お米(※1)

米 保管 保存 容器

お米を冷蔵庫に入れる際には、しっかり密閉できる容器に入れましょう。

お米はニオイを吸収しやすいため、密閉しないと冷蔵庫内のニオイを吸ってしまい、風味が落ちてしまいます。また、密閉することで冷蔵庫(野菜室)内の湿気を吸うのを防ぐこともできますよ。

お米専用の保存容器もありますが、ない場合はペットボトルで代用することも可能。冷蔵庫の中で幅を取らず、残りの量もわかりやすいのでおすすめです。

乾麺(※1)

乾麺 保存

乾麺は、保存袋に入れてしっかり密閉してから冷蔵室へ入れます。開封している場合は、開け口をラップでくるんでから保存袋へ入れましょう。

乾麺は、ほかの食材の香りを吸収しやすい特徴があります。味が落ちてしまうので、しっかりと密閉しましょう。

食パン(※1)

食パン

食パンは冷暗所でだいたい5日ほど日持ちしますが、量が多くて食べきれそうにない場合などは、冷凍保存がおすすめです。

食パンを1枚ずつラップで包んでジッパーバッグに入れて凍らせるだけ。ラップの代わりにアルミホイルで包めば、そのままトーストできて便利ですよ。

正しい保存方法でおいしさをキープしよう

梅雨時期になると気温・湿度ともに高くなり、食材が傷みやすくなります。安心して離乳食を作るためにも、正しい保存方法を覚えてぜひ実践してくださいね。離乳食に使うときは、できるだけ鮮度が高い食材を選びましょう。

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