就学前検診が終わると「少しずつ小学校の入学準備を始めなくちゃ」という気持ちになりますよね。子どもの好みを聞きながら学用品などを一緒に選ぼうと考えている親御さんも多いかもしれません。
ですが、早すぎる準備は注意が必要です!
今回は、SNSなどで「早めに準備したがゆえに後悔した」という声が多いものを紹介します。
入学説明会で「はじめて知った」が多発!
小学校で使う学用品には、子どもが学校生活を送りやすいよう、学校ごとにルールが設けられていることがあります。
学用品の詳細がわかるのは主に入学説明会。そのことを知らずに早めに学用品を購入してしまい、入学説明会後に「◯◯を買ったけど、持っていくのNGだった」「学校指定のものがあった…」という声が続出…。
後悔しないためにも、実際にどんなものに注意が必要かを理由を含めて詳しく紹介していきます!
入学説明会前に買って後悔しやすいもの
【1】キャラもの文房具類
小学校では、子どもが使う文房具類にルールを設けている学校が多く、「キャラものがNG」ということがほとんどです。
年末ショッピングモールで子どもの好きなキャラクターの文房具がセットで販売されていたので、ちょうどいい!と思って購入しました。
ですが、入学説明会では「キャラものNGなので無地を用意してほしい」とのこと。もう少し早く知りたかった…。
なぜ?
● 学習に集中できない
● お友達トラブルが起きやすい
筆箱、鉛筆、消しゴムなどの基本的な文房具は、授業中に視界に入るものです。好きなキャラクターに意識が向いてしまうことも。
また、持っているものを見て「いいな」という気持ちがうまれ、お友達との間で「貸したのに返してくれない」「あげてしまった」など、トラブルの元になりやすいこともあります。
「無地」「シンプルな柄」といった文房具を購入するよう伝えられます。
その他に気をつけたいこと
● 消しゴムの色が決まっている
● 香り付きの消しゴムがNGの場合も
● 鉛筆の濃さが決まっている
学校によっては「消しゴムの色は白」という決まりや、鉛筆は2B限定、6B限定とされていることもあるので、調べてから準備するのがおすすめです。
入学説明会前に買って後悔しやすいもの
【2】袋類
学用品入れや荷物の持ち帰り用にと、袋類の準備が必要です。
学校によって大まかなサイズ指定があったり、同じサイズの手提げ袋が複数枚だったりと、必要なサイズや枚数が異なることがあるため注意しましょう。
袋類は、ハイシーズンになると欲しいものが手に入らないとよく聞いていました。少し焦っていたのもあって、入学予定の小学校に通っている子どもたちの様子を見て、目星をつけて手作りサイトで購入できてひと安心。
と思っていたんですが、結局入学説明会で聞いたサイズが購入していたものと大きく異なったので買い直すことに。習い事で使えるとはいえ、なんだかもったいない出費になってしまいました。
なぜ?
● 各学校ごとに袋の用途や方針が異なる
● サイズや枚数などが大幅に違うと困るのは子ども
手提げ袋、体操服を入れる袋、上履き袋などたくさんあるので、早めに準備して安心したい気持ちもありますよね。
量販店や通販サイトで気軽に購入できますが、サイズや枚数を確認してから購入することが大切です。
その他に気をつけたいこと
● キャラものNGの場合もある
文房具と同様にキャラものNGときまりがあることも。柄に関してもしっかり確認してからの準備でも遅くはありませんよ。
入学説明会前に買って後悔しやすいもの
【3】体操服、上履き、防災頭巾など
小学校によっては、体操服、上履き、防災頭巾など、学校で使うものについて指定品がある場合もあります。
幼稚園で履き慣れた上履きがあったので、特に気にもせず新しいものを購入しましたが、上履きは学校指定でした…。
学童用として使えましたが、しっかり確認すればよかったと本当に後悔しました。
なぜ?
学校指定以外のものを準備して気にしたり困ったりするのは子どもです。学校指定があれば指示の通り購入するケースが多いでしょう。
特に独自のデザインを施している体操服など、身に着けるものに関しては制服と同じようなもの。できれば学校指定を購入しましょう。
その他に気をつけたいこと
指定の商品は購入できる店舗が限られていることが多く、個人店であれば休み不定期な場合や営業時間が短い場合も。事前に調べておくと安心です。
入学品準備は入学説明会で情報を得てからでも遅くない!
小学校の入学準備は早めにすることは大切ですが、今回紹介したものについては、いったん入学説明会を待ってからのほうがおすすめです。
もし早めに動きたい場合は、地域の人に聞たり、買い物をしすぎないでまずは無難なものを購入しておくと安心ですよ。