30秒でわかる「さくらんぼ計算」の教え方!足し算引き算のやり方がわかる!

「さくらんぼ計算」と聞いて「なにそれ?」と思ったあなた!大丈夫、この記事さえ読めば、さくらんぼ計算のやり方・教え方がわかります!

まずは「さくらんぼ計算」のやり方を知ろう!

小学生 さくらんぼ計算

「さくらんぼ計算」は、繰り上がりのたし算や繰り下がりのひき算をするときに、「10のまとまり」を作って計算する方法です。

図のように、「10のまとまり」を作るために計算する一方の数を2つに分解します。この絵が「さくらんぼ」の形に似ていることから、「さくらんぼ計算」と呼ばれています。

子どもに「さくらんぼ計算の方法を教えて」と言われたときに答えられるよう、以下から図とともにやり方を解説していきます。

さくらんぼ計算で足し算してみよう

8+7を「さくらんぼ計算」で解いてみましょう。

① 足される数に何を足せば10になるかを考え、足す数を分解する

小学生 さくらんぼ計算 たし算1

「足される数=8」に「2」を足すと「10」になるので、「足す数=7」を「2」と「5」に分解する

② 足される数と①で分解した数で10を作り、残った数を足す

小学生 さくらんぼ計算 たし算2

「足される=8」と、「①で分解した数=2」で「10」をつくる(8+2=10)

次に、「10」と「①で分解して残った数=5」を足す(10+5)

● 答え:15

さくらんぼ計算で引き算してみよう

繰り下がりのひき算の「さくらんぼ計算」は、解き方が2つあります。「15−9」をそれぞれの解き方でみてみましょう。

引かれる数を分解する方法

① 引かれる数を10の位と1の位に分解する

小学生 さくらんぼ計算 ひき算1

「引かれる数=15」を「10の位=10」と「5」に分ける

② 10の位の数から引く数を引く

小学生 さくらんぼ計算 ひき算2

「10の位=10」から、「引く数=9」を引く(10−9=1)

③ ①で分解して残った数と②の答えを足す

小学生 さくらんぼ計算 ひき算3

「①で分解して残った数=5」と「②の答え=1」を足す(5+1)

● 答え:6

引かれる数を分解して「10のまとまり」を作り、「10−◯」の引き算をしてから足し算をします。「ひき算」と「たし算」の反対の手順を踏む必要があるので、少し複雑かもしれません。

引く数を分解する解き方

① 引かれる数から何を引けば10になるかを考え、引く数を分解する

小学生 さくらんぼ計算 ひき算2-1

「引かれる数=15」から「5」を引くと「10」になるので、「引く数=9」を「5」と「4」に分ける

② 引かれる数から①で分解した数を引いて10を作る

小学生 さくらんぼ計算 ひき算2-2

「引かれる数=15」から「①で分解した数=5」をひく(15−5=10)

③ ②の答えから①で分解して残った数を引く

小学生 さくらんぼ計算 ひき算2-3

「②の答え=10」から「①で分解して残った数=4」を引く(10−4)

● 答え:6

すべての過程で「引き算」しか使わないシンプルな方法です。暗算するときの考え方に近いので、覚えやすいかもしれません。

「さくらんぼ計算」の子どもへの教え方は?

小学生 算数セット おはじき

繰り返しになりますが、「さくらんぼ計算」は「10のまとまり」を意識することが大切です。

足し算では、「8はあといくつ足せば10になるかな?」、引き算では「15は10と何に分かれるかな?」と、「10のまとまり」を意識させる声をかけましょう。

声かけとあわせて、取り入れたいのが以下の練習です。

「10になる組み合わせ」を暗記させよう

小学生 繰り上げ計算 10 数の組み合わせパターン

さくらんぼ計算のコツは、足して「10」になる2つの数の組み合わせを暗記すること。逆にこれさえできれば、さくらんぼ計算でつまずく心配はなくなります。

頭だけで考えると混乱することもあるので、算数ブロック、おはじき、ビー玉やアメなど、モノを使って10の組み合わせを作ると、目で確認できるため理解度が上がります。

「さくらんぼ計算」がその後の算数を楽にする!

小学生 算数 筆算

「さくらんぼ計算」で「10のまとまり」を意識する理由は、小学1年生以降に習う「筆算」のためとされています。

筆算で大きな数を計算するときに、足し算では「10」を繰り上げたり、引き算では「10」を繰り下げたりすることがあるため、「10のまとまり」を意識すると理解しやすいという考え方です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、まずは計算のパターンを覚えましょう。今回の記事を参考に、親子で一緒に解いて、楽しく計算できると良いですね。

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