小学校で必修となったことやダンスグループの影響もあり、近年子どもから人気を集めているダンス教室。実際どんなことをするのか、小学生では何をするのか気になりますよね。
そこで今回は、ダンス教室で身につくことをはじめ、小学生の子どもをダンス教室に通わせているママ&パパに聞いた、実際に習ってみて良かったことを紹介します!
ダンス教室で身につくことは?
ダンスを習うことで、主に以下を身につけることができます。
● 表現力が身につく
● 協調性が身につく
● 体が引き締まる
● バランス感覚
● 人前に立つ度胸や自信がつく
総じて身体能力の向上につながるほか、楽しみながら運動できることが人気の理由かもしれませんね。
また、ダンス教室では定期的に発表会などもあるため、自信を持って人前で自分を表現できるようになることも魅力の1つです。
ダンスにはどんなジャンルがあるの?
ダンスのジャンルは教室やクラスによって異なりますが、小学生が習う一般的なジャンルは以下の通りです。
ダンスの経験値からレベルにあったクラスを選べることが多いので、未経験でも安心して習うことができますよ。
HIP HOP
ストリートダンスの代表的なジャンルです。上半身で音をとるアップ、下半身で音をとるダウンなど、多様なステップを組み合わせて踊ります。
決まった型はなく自由に表現できるため、初心者でも取り組みやすい代表的なジャンルです。
ジャズダンス
クラシックバレエを基礎としていて、体の軸をまっすぐに使ったしなやかな動きが印象的なダンスです。背筋がピンと伸びたキレのある動きが多く、美しい姿勢や所作が身につきますよ。
チアダンス
チアリーディングのダンスだけを中心にした団体競技で、ポンポンと呼ばれる玉房状の手具を用いて踊ります。主にチームで作り上げていくダンスなので、協調性が自然と身につく機会が多いのも特長です。
タップダンス
モダンダンスの1つです。踵とつま先にタップスと呼ばれる金属板が付いたシューズを履き、床を踏み鳴らしながら踊ります。脚を頻繁に動かすため、必然的に腰やお尻、背筋や背中の筋肉もつき、体幹が鍛えられますよ。
フラダンス
ハワイで生まれた伝統的な民族舞踊。スローなテンポでゆったり踊るため、振り付けは子どもでも比較的覚えやすいダンスかもしれません。絶えず体を動かしているため、運動量が多くシェイプアップ効果も高いと言われています。
習ってみて感じた効果や成長は?
実際に子どもにダンスを習わせてみて感じた効果や成長を、先輩ママとパパに聞いてみました。
学校生活でリーダーシップを発揮
ダンスチームで振り付けを話し合う場面が多く、集団でのコミュニケーションを円滑に図る能力が備わった気がします。学校の先生に面談で伺ったのですが、クラスや班で何かを相談するときも、リーダーシップを発揮しているようでした。(小1男児のママ)
全身がシュッと引き締まった
ダンスは全身にバランス良く筋肉がつくので、通い始めてから1年でぽちゃっとしていた娘の顔まわりがシュッと引き締まりました。(小2女児のママ)
大勢の人の前でも堂々としている
キャリアはあって信頼できるけれど厳しいと評判の先生で、嫌にならないか最初は不安でした。ですが、頑張って乗り越えた分だけ評価もしてもらえるため打たれ強くなりましたね。発表会では大勢の人の前で踊るため、必然的に度胸もつきますよ。(小1女児のママ)
習う前に知っておくと良いこと
ダンスを習う前に以下のことをチェックしておくと安心ですよ。
レッスン形態を調べておく
● グループ
● マンツーマン
● オンライン
一般的にはグループですが、じっくり習いたい方向けにマンツーマンで指導してもらえる個人クラスもあります。
最近は、オンラインレッスンを実施しているスクールも増えています。教室が遠く通いにくい場合は検討してみても良いでしょう。
付き添いが必要な場合もある
大きいスクールでは送迎バスを出してくれているところもあります。ただ、低学年のうちは付き添いが必要なこともあるので確認しましょう。
通いたいスクールが遠く送迎がどうしても難しい場合は、オンラインレッスンがある教室を探すのもの1つの方法です。
揃えるものを確認する
● 練習着
● 室内用シューズ
スクールで身につける練習着は指定の場合もあります。また、チアダンスはポンポン、タップダンスは専用シューズが練習で必要になる可能性も。事前にチェックしておきましょう。
発表会前には衣装の準備が必要
定期的に発表会があり、お揃いの衣装を製作する場合もあります。衣装の費用は自分持ちが多いでしょう。どの程度の準備が必要なのか不安な場合は、昨年の様子などを先生や同じスクールのママ・パパに聞いてみるのがおすすめですよ。
月にかかる費用
● 月謝:5,000〜10,000円(週1回の場合)
通う教室や頻度によって費用は異なりますが、月額の相場は上記の通りです。初月は入会金や管理費、発表会の月は参加費がプラスされ高くなる可能性もあります。
教室の実施時間
<平日に通う場合>
学校が終わったあとに行くことになります。準備や教室に向かう時間も含めて、間に合うかどうか確認しておきましょう。
<休日に通う場合>
土曜授業がある場合でも行ける時間帯か確認しておきましょう。かぶった場合は休むのか、かぶらない時間帯を選ぶのかを考えておくと良いですね。
ダンスを通じて心と体を自由に解放しよう
ダンスを始めようか悩んでいる方は、今回の記事も参考に検討してみてくださいね。体験レッスンで、事前に教室の雰囲気や子どもの反応みておくのもおすすめです。通いたい教室のホームページなどもチェックしてみてください。