同じポーズで撮影したりミルクの量を記録したり…育休ならではの思い出作り


パパ体験談プロフィール19


パパ体験談 青帯

Q. 育休を検討しようと思った理由は?

A.
・積極的に育児をしたかったから
・ママを気遣ったから
・ママ一人では無理だと思ったから
・育休を経験してみたかったから
・先輩のすすめ

Q. 育休を検討し始めた時期は?

A. 妊活を始めてから

Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?

A. 妊娠が発覚してから

Q. 育休を相談した時の上司の反応は?

A. 全面的に賛成してくれた

私自身の人事異動に伴い、妊娠発覚時と出産&育休取得時で2人の上司に育休の相談をしました。

妊娠発覚時に1人目の上司に相談をしたときは「育休は権利であり、会社はそれを認める必要があるから好きなだけ取りな」と全面的に賛成してくれ、その後の異動に際してもあらかじめ次の上司に断りを入れてくれました。

そのため異動直後にも育休取得を見据えた業務配分に関する打ち合わせや、実際に育休を取得した先輩と繋いでもらいランチの機会を儲けてくれるなど積極的に応援していただきました。

責任の大きい重要なポジションに来て早々業務から離れることになる後ろめたさがあった私に対しても、「今後男性の育休はさらに増えるだろうから、そのときに後輩にアドバイスしてあげられるように知見を貯めておくのも仕事だ」と背中を押していただきました。

Q. 育休を取るまでに大変だったことは?

A. お金をどうやりくりするかを考えること

育休中は給与が支払われず、申請をして受理されてから2ヶ月ほど遅れて社会保険から支払われるとのことでした。そのため2ヶ月分の生活費を確保しておくことは念頭にあったのですが、想定外の出費に苦労しました。

具体的には普段給与天引きされている税金の支払い、家賃(借り上げ社宅なので普段は家賃の3割を給与天引きで支払い)、出産費用(土日料金と深夜料金フルコンボでしたので)、内祝いなどです。


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Q. 育休を取って大変だったことは?

A. 自分の時間が取れないこと

もともと家事は100%出来たので、仕事+家事と比較すると、家事+育児はとても楽でした。

強いて言うなら、自分の時間はやはり減りました。子どもがいるため安易に出かけられないし、ひとりで静かにしていたいときも子どものペースに合わせなければならないので。しかしそれは大きな苦労ではなかったと思います。

Q. 育休を取って楽しかったことは?

A. 赤ちゃんのお世話

日頃のお世話もですが、少しでも成長を実感できるようにと、定期的に同じポーズで写真を撮りました

また毎日飲むミルクの量を残しておくことで、少しずつ飲める量が増えていっている実感を持てたことも楽しかったです。

ミルクの量を残すノートに毎日その日のコメントを夫婦で書いておいたのもとても良い思い出になりましたし、「こんな気持ちで育てていたんだよ」と子どもが大きくなって読み返してくれたらいいなぁとも思っています。

Q. 育休を取ってよかったことは?

A.
・夫婦関係が良くなった
・育児スキルが高まった
・子どもの成長が実感できるようになった
・資金計画について考える時間を設けることができた

普段は仕事と家事に追われている分、育休を取ったからこそ時間を作れたことがありました。
具体的にお金がいつどのくらい掛かるのかを計算し、いつまでに何でどのくらい貯めるかを決めることができました

そのためにninaruの資産運用についてのオンライン勉強会や、保険の資料請求、保険相談窓口の利用、NISAについての勉強などを経て資金計画をし、漠然とした不安を払拭することができました。

また、なかなか3ヶ月も仕事を休む機会は今後もないと思うので、妻とゆっくり時間を過ごせたのはとても良かったです。

育休取得の有無が子どもの可愛さと関係しているかは分かりませんが、可愛いわが子と一緒に時間を過ごすことができてよかったとも思っています。

Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?

A.

失敗談は特にありませんが、気を付けたことは「とにかく妻には休んでもらうこと」と「回復に合わせて徐々に生活の分担やリズムを整えていくこと」、そして「今しか出来ないことをやること」でした。

Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?

A. できた

育休中、パソコンも携帯もなく仕事再開に向けた準備は全くしていませんでしたが、取得前にメンバーに仕事をお願いする際、丁寧な引き継ぎを心がけました。

Q. 育休の長さは満足でしたか?

A. 満足だった

妻に休んでもらい体力を回復させることと、育児に一緒に慣れることを念頭にその期間に設定したため、概ね満足でした。

育児の大変さはこれから増していく(歩き回ったり寝返りをしたり)かもしれませんが、実際に妻は少しずつ元気になり出歩いたりも問題なくなったため、私がこの期間育児に専念したことで当初の目的は達成できたと思っています。

Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!

A.

社会的な動きとして、「男性も育児に参加するのが当たり前」みたいな風潮が出来ていると感じます。

しかしその「当たり前」のトレンドとは反対に、育休を取得してみて、男性の育児に対する疎外感が強い世の中だと感じました(一例ですが、オムツ替えスペースが女性トイレにしかないとか、授乳室しかないとか。困ってネットでコラムを読むと「ママへ」という文字が目立ち、「パパなんだけどな…」と思うこともしばしば)。

そんな小さなことも、ひとりでも多くの男性が育児によりフォーカスすることで、私たちの行動で良くなっていくと思っています。

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