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Q. 育休を検討しようと思った理由は?
A.
・積極的に育児をしたかったから
・育休を経験してみたかったから
・仕事を休みたかったから
Q. 育休を検討し始めた時期は?
A. 妊活を始めてから
Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?
A. 妊活をはじめてから
Q. 育休を相談した時の上司の反応は?
A. 反対はされなかったけれど、全面的に賛成ではない雰囲気があった
Q. 育休を取るまでに大変だったことは?
A.
・仕事の引き継ぎ
・制度がわかりにくかった
・手続きが煩雑だった
・お金をどうやりくりするかを考えること
① 仕事の引継ぎ
→妻の退院日から育休を取得する予定だったのですが、出産予定日が1週間前倒しになり、引継ぎがスケジュール通りに行えませんでした。
② 育休制度が複雑で手続きも煩雑
→パパママ育休プラスなど、育休制度が複雑で、自分に合った最適解を見つけるまでにとても時間がかかりました。
また、育児休業の申請や健康保険の扶養申請など、自分で調べて手続きをしなければならないことも多く大変でした。
③ お金のやりくりを考えること
→会社側が申請する手間を減らすため、育児休業給付金は2ヶ月に1回しか受給できず、毎月のやりくりが心配でした。
しかし、育休中は社会保険料が免除になり、育休取得から半年間は手取りの80%程度の手当を受け取れたので、心配が減りました。もう少し早く勉強して、育休制度のことを知っておけばよかったです。

Q. 育休を取って大変だったことは?
A.
・赤ちゃんのお世話
・夫婦関係
・睡眠時間の短さ
・ストレスや孤独感
・自分の時間が取れないこと
生後3ヶ月以降からは少しずつ慣れてきたのですが、育児やコロナに対する価値観の違いや家事のやり方など、共働きで忙しくしている時には気にならなかったことがとても気になり、言い合いに発展してしまったこともあります。
妻とまだ意思疎通のできない乳児の3人で、24時間ずっと一緒にいる生活が苦痛に感じることもありました。
私が育休を取得したタイミングで緊急事態宣言が発令されてしまいました。外出もままならななかったので、お互いにうまく気分転換の方法が見つけられれば良かったな、と感じました。
Q. 育休を取って楽しかったことは?
A.
・赤ちゃんのお世話
・家事
・仕事をしなくていいこと
Q. 育休を取ってよかったことは?
A.
・育児スキルが高まった
・子どもがより可愛くなった
・子どもの成長が実感できるようになった
・キャリアに対する考え方が変わった
①子どもの「初めて」を夫婦で一緒に見られたこと
→初めて離乳食を食べさせたり、子どもが初めて寝返りをした日に自分も立ち合えたことで、「夫婦で育児をしている!」という実感がわきました。
②自分の仕事や人生を見つめ直せたこと
→今までは朝から晩まで働き詰めなのが当たり前でしたが、子どもと過ごす時間を取るために、「本当に今までの働き方で良いのか」と、転職や独立も視野に自分の仕事を見つめ直すきっかけになりました。
③夫婦で子どものことを話す時間が多かったこと
→子どもとの接し方や教育方針について、ゆっくり話し合いをする機会を作れました。
Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?
A.
会社からの風当たりはある程度覚悟していましたが、親や親せき、友人から支援センターの職員さんまで、まだまだ「男性の育休取得」は理解されないのだな…と、感じることが多々ありました。
うちの親や親せき、友人は、昭和気質な人が多いので、「男が育休を取るなんて…!!!」と会うたびに何時間もお説教をしてきます。
児童館や支援センターに、平日パパが子どもを連れ行くと「今日お休みですか?」と聞かれ、「育休中です」と答えると、とても驚かれてしまいます。
まだ過渡期なので、男性育休をウェルカムに捉えていない人が一定数いるのも事実ですが、あまり気にせず堂々と取得していきましょう!
Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?
A. まだ復帰していない
Q. 育休の長さは満足でしたか?
A. 満足でなかった
育休をもう少し長くとれる制度だったら、子ども3歳になるくらいまで取得したかったです。
Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!
A.
会社であなたの代わりはいくらでもいますが、子どもの父親はあなただけです。
ほんの数年職場を離れただけで、長い人生のキャリアはそんなに傷つくものではありません(多少足踏みするかもしれませんが…)。
実は、私も育休取得前にお金のことをとても心配しました。職場の後輩も「金がないから」という理由で育休を取得していませんでした。しかし、「育休中は、働いていなくてもお給料の80%程度受け取れる」と知っていれば、取得に踏み切ったかもしれません。
育休制度は、知識的にも世間的にもまだまだ浸透していないのが事実だと思います。これから育休取得する人のために、自分たちの経験が少しでも役に立てば…という思いで、育休制度をわかりやすく解説したブログも運営しています。(冒頭のプロフィール参照)
全ての人に育休を推奨するわけではありませんが、「取得したいのに取得できない人」を少しでも減らすことができれば、うれしいです。
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