東京都内でのお宮参りを検討していると、日本橋にある「水天宮神社」が候補に挙がるかもしれません。特に戌の日の安産祈願でお世話になっていたなら、「お宮参りもぜひ水天宮で」と考えるママやパパも多いですよね。そこで今回は、水天宮でお宮参りをする人のために、予約は必要なのか、初穂料はいくらか、写真や食事はどこをおさえておけばいいのかなど、事前に確認しておきたい情報をご紹介します。
そもそもお宮参りとは?
お宮参りとは、神様に赤ちゃんが無事に生まれたことを報告し、これから健やかに育つことをお願いするための行事です。地域によって異なることもありますが、一般的に男の子は生まれて31日目、女の子は32日目に行います。
通常は生まれた場所や住んでいる地域の氏神(うじがみ)様を祀っている神社に参拝しますが、最近は地域にとらわれず、崇敬している神社や思い入れのある神社に参拝する人も増えています。
水天宮はどんな神社?なぜお宮参りに人気なの?
画像提供: 水天宮東京都中央区日本橋にある水天宮は、福岡県久留米市の水天宮を総本宮とした神社の一つ。江戸時代から「子授け」と「安産」のご利益がある神社として人々から厚い信仰を集めています。
特に「戌の日」の安産祈願で有名ですが、戌の日の祈願成就の報告もかねてお宮参りにも参拝する人が多いようです。
住所 | 東京都中央区日本橋蛎殻町2-4-1 Map |
駐車場 | あり(有料) |
アクセス | ● 都営地下鉄新宿線「浜町駅」A2出口:徒歩12分 ● 東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」5番出口:徒歩1分 ● 東京メトロ日比谷線「人形町駅」A1出口:徒歩6分 ● 都営地下鉄浅草線「人形町駅」A3出口:徒歩8分 |
水天宮のお宮参りは予約が必要なの?
水天宮では、お宮参りの予約は行っていません。お宮参りをしたい日に、直接境内で受付をしましょう。
水天宮は安産祈願の神社としても有名なので、参拝日が戌の日や大安吉日に重なる場合は、特に混雑する恐れがあります。お宮参りの日程をずらすか、時間的に余裕をもって出かけることをおすすめします。
水天宮のお宮参りの初穂料はいくら?
お宮参りで祈祷を受ける場合は、謝礼金として「初穂料(はつほりょう)」を納める必要があります。初穂料の金額は神社によっても異なりますが、東京水天宮では一律10,000円です。
初穂料を奉納するときは、紅白の蝶結びののし袋に「(御)初穂料」と書き、そこにお金を包むのが一般的ですが、東京水天宮では受付の際にのし袋に入れずに裸のままで支払ってもかまいません。
水天宮のお宮参りの受付時間は?
水天宮のお宮参りの受付時間は下記の通りです。境内の開門時間は午前7時からですが、祈祷の受付は午前8時から。時間帯を間違えないように注意してくださいね。
● 境内の開門時間 7:00~18:00
● 神札所(授与品・縁起物など) 8:00~18:00
● 祈祷受付時間 8:00~15:30(ただし、戌の日は16:00まで)
水天宮にお宮参りしたときの写真や食事はどうすればいい?
お宮参りの後は、記念写真を撮ったり、みんなで食事をしたりする家庭も多いと思います。生後1ヶ月の赤ちゃんを連れて動き回るのは大変なので、できれば近場で済ませたいですよね。
東京水天宮の近くには、お祝い事の撮影を専門にしている「水天宮前写真館」があるので、参拝の前後にサッと撮影を済ませることができます。お宮参りの衣装も無料で貸し出してくれますよ。
水天宮の近くにあるロイヤルパークホテルでは、「お宮参りプラン」という食事のコースが用意されています。個室での特別コース料理を楽しめるほか、記念写真撮影もセットになったプランなので、写真撮影と食事を一度に済ませたい方におすすめです。
また、水天宮からは、下町情緒あふれる人形町まで歩いていくこともできます。行列ができる老舗の洋食店など、様々な飲食店が立ち並んでいるので、散策がてら訪れてみるのもおすすめですよ。
水天宮へのお宮参りは混雑する日を避けてスケジュールを組もう
水天宮は、特に戌の日や大安吉日の土曜日・日曜日は大変混み合います。祈祷受付が始まる午前8時にはすでに長蛇の列ができていることも珍しくありません。
お宮参りする前の待ち時間で赤ちゃんや産後のママは体調を崩してしまう可能性もあるので、事前に日取りを確認しておくようにしましょう。
混雑する日は避けることをおすすめしますが、どうしてもお宮参りの日程が変更できない場合には、パパや親族が先に行って待っておくなど、赤ちゃんや産後のママは無理をしないように心がけてくださいね。