小学生の子どもから、突然「◯◯なくなった」「◯◯を明日持って行くんだけどある?」と言われたものの準備してなくて慌てる…。この困った現象、実は小学生ママ・パパの多くが経験しているんです。
そんな事態を防ぐために、今回は、急に必要になりがちなものリストをはじめ、上手なストック術や、緊急事態の回避方法などをご紹介します。
「◯◯が必要」なんで今言うの!?
編集部内のママパパに、「突然『◯◯が必要』と子どもに言われたことがあるか」を聞いてみたところ、なんと7割以上の人が「ある」と回答…!
以下のような悲痛な叫びが聞こえてきました…。
なくなる前に教えてくれない…
特に頻繁になくなるのは、ノートです。「なくなる前に言ってね」と何度言っても教えてくれないし、「なくなりそう?」と聞いても「大丈夫」と言われ、結局大丈夫じゃないこともしばしば…(泣)。
小2ママ
必要と言われても常備してないのよ…
図工で使うために、モールやリボンなどが必要と突然息子に言われましたが、そんなおしゃれなものはうちには常備しておらず…。夜中に泣く泣くドン・キホーテに駆け込みました。
小1ママ
マヨネーズの容器は無理があるだろ…
「マヨネーズかケチャップの容器を明日の生活科で使う」と言われた時はビビりました…。家にあったのが1日で使い切れる量じゃなかったので、仕方なく中身を他の容器に移して渡しました(泣)。
小1パパ
廃材などは学年だよりなどに記載していることもありますが、見逃してしまうことも。ノートなどは予期せぬタイミングで言われることもあるようです。
急に必要になりがちなものリスト!
前述のようなママ・パパの声を受けて、急に必要になりがちなものをリストにまとめました!
□ 国語や算数のノート
□ えんぴつ、赤えんぴつ
□ 消しゴム
□ のり
□ 名前ペン
□ 絵の具(特に赤、青、白、黄色)
□ 紙パック
□ プラスチックの容器
□ お菓子やティッシュなどの空き箱
□ 新聞紙
□ ペットボトル
□ ビーズ
□ リボン、毛糸、紙紐、モール
□ ラップやトイレットペーパーの芯 など
これらのものを日頃からストックしておくのがおすすめです。
とはいえ、かさばって困る、親の管理だけじゃなくて子ども自身で不足分を補充してほしい…と思うのも本音ではないでしょうか。
そこで次からは、ストックしておきたいものを賢く収納する方法を紹介します。
これでもう困らない!
ストックしておきたいものを賢く収納する方法
ここでは、文房具や廃材を賢くストックしておくために、実際に小学生のママ・パパが実践している収納アイデアをご紹介します!
文房具系は子どもが取り出しやすい場所に
出典: yacco_se ( www.instagram.com )● 小物収納ボックス(引き出し)で隙間収納
● 子どもが取り出しやすい高さに設置
● 入っているものを書いたシールを貼る
● 残量を確認しやすい半透明の引き出しが◎
こちらの先輩ママは、無印良品の引き出しに、えんぴつ、赤えんぴつ、消しゴム、絵の具などなくなりやすい文房具をストックしています。
上記のような工夫をして、自分で補充できる環境を作るのがコツのようです!本棚の隙間を活用しているのも賢いですね。
廃材ストックは大きめのカゴに入れるだけ!
出典: @kanita8587 ( www.instagram.com )● ランドリー用などの大きめのカゴに収納
● カゴに入る分だけにして溜めすぎ防止
● 人通りが少ない場所に設置
図工や生活科で必要になる空き箱や容器など廃材は、こちらの先輩ママのように出し入れしやすい大きめのカゴを活用してストックするのがおすすめ。
カゴに入る分だけストックするというルールもポイントですよね。溜まった廃材を見るだけで、子どもの創作意欲もどんどん増していくかも…!?
急になくなって一番困るのは「ノート」!
緊急事態を回避する方法は?
子どもが急に「◯◯が必要」というなかでも、最も厄介なのが「ノート」。
進級するとマスや行数が変わるので、多めにストックしておくわけにもいかなかったり、ストックを補充しようとした矢先に言われたりすることも珍しくないとか…。
ここでは、突然の「ノートがない!」を回避する方法を伝授します!
ノートの最後のほうに印をつける
① ノートの後ろから5ページ目あたりに、「ここまできたらママに報告してね」などと絵を描いたりスタンプを押したりしておきましょう。
② ノートの下の方に蛍光ペンで印をつけ、「この印が見えたら言ってね!」と伝えておく方法もあります。
③ 印を見ても子どもが親に伝えるのを忘れてしまいそうであれば、ふせんが出てきたら連絡帳に貼ってもらうという最終奥義を試してみましょう!
あらかじめ数ページコピーしておく
実は上記の方法をとっても、なかなか教えてくれないことも。そんなときのために、ノートを事前に数ページ分コピーしておくのもおすすめです。
ノートの最後のページにコピーを貼れば、その日に学んだ内容も残しておけますよ。1日乗り切ってもらっている間に買いに行きましょう。
24時間営業のドラッグストアに駆け込む
小学生用のノートはドラッグストアに置いてあることもあり、「近くの24時間営業のお店に駆け込んだ!」というママ・パパも多いようです。
緊急事態に使えるかもしれないので、お店をチェックしておくのもおすすめです。
白紙に手書きで罫線やマス目を書いて貼る
コピーをしに行く時間も、買いに行く時間もないほど急に言われた場合は、らくがき帳や自由帳を1枚破って、白紙にノートと同じ罫線やマス目を書いて1日乗り切ってもらうのも1つの方法です。
突然の「◯◯が必要」の対策を立てておこう!
子どもからの突然の報告は予期しづらいので、今回の記事を参考に対策をたててみてくださいね。学校でも準備ができなかったときの対応を考えてくれていることもあります。連絡帳で伝えたり、子どもから先生に伝えるように話しておくと良いですね。