6年間使うランドセルには大切に使ってもらいたいという願いを込めて、雨や汚れ、傷から守るカバーをつけたいですよね。購入する人も多いですが、手作りすることもできます。
そこで今回は、ランドセルカバーを簡単に作る方法を紹介します。ランドセルカバーに使用するのは、水を通さず端処理をしないで縫えるラミネート生地がおすすめ。お気に入りの柄を探してみてくださいね。
初心者編:ランチョンマットで作るランドセルカバー
ここでは100円ショップなどにも売っているランチョンマットを活用して、簡単にランドセルカバーを手作りする方法を紹介します。すぐに作り直せるので、忙しい人や、裁縫初心者にもぴったりですよ。
(ビニール加工してあるもの) 1枚
● ズボン用のゴム
(幅が広く強力なもの) 2本
● 布用ボンド
作り方
ランチョンマットをランドセルの幅にあわせる。余っている部分を折り返して布用ボンドで貼る
折り返した余り部分が多い場合は裁断しましょう
ランドセルの横幅より少し短めのゴムを2本用意する
縦長に置いて、ランチョンマット全体が3等分になる位置に2ヶ所ゴムを縫い付ける
留め金のある方からセットして完成!
初級者編で使うと便利なアイテム
コニシ ボンド 裁ほう上手
アイロンで強力・速乾接着できる、細口ノズルの布用ボンドです。洗濯やドライクリーニングにもはがれにくく、1本あると便利です。
ミシンや手縫いがあまり得意でない人は、まずはボンドを使いこなしてみてくださいね。
上級者編:本格的なランドセルカバー
● 布A 48cm×30cm 1枚
● 布B 12cm×30cm 1枚
● ゴム 幅4cm×28cm 1枚
● 穴に細いゴムを通したボタン 1個
● キリ(先が尖ったものがあれば代用可)
● ミシン
作り方
布Aと布Bの角2点を、ランドセルに沿ってカーブを付ける
布Aと布Bの四方を5mm内側に織り、端ミシンをかける
布Aと布Bを裏表にして下図の点線部分を2辺縫い合わせ、表に返す
ランドセルカバーの裏面の中心あたり、側面にゴムを縫い付ける
布Aのみの辺の中心部分にキリで穴を空け、表面にボタンが残るようにゴムを通す
ランドセルにカバーをかけ、金具部分にゴムを通してボタンで留めれば完成
ランドセルカバーを作るときのポイントは?
ラミネート加工が施されている布はミシンの送り板や押さえにくっつきやすいので、専用のテフロン押さえやトレーシングペーパー、クッキングシートをコーティング部分に敷いて一緒に縫うとうまくいきます。また、ミシンの針が折れないようにゆっくりと縫い進めていくのがポイントです。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、ゆっくり落ち着いて取り組めば、意外と簡単に作ることができますよ。
ラミネート生地を扱うおすすめのお店
● デコレクションズ | ● つばめや |
上記のお店では、子どもがワクワクするようなラミネート生地をたくさん取り扱っています。好みの柄を選んでみてください。
カバーを作ったらアレンジを加えるのも◎
1. 反射テープ
出典: item.rakuten.co.jp子どもの年齢にかかわらず、登下校時は何かと心配ですよね。ランドセルカバーに反射テープを付けて、事故を防止しましょう。
幅広タイプを選んで好きな形に切り抜けば、オリジナルの反射シールにもなりますよ。
2. ワッペン
出典: item.rakuten.co.jpかっこいいUSアーミー風のワッペンや、華やかなフラワーワッペンなど、種類はさまざまです。子どものお気に入りモチーフを選んでデコレートすれば、トレードマークに。
アイロンタイプの場合、ラミネート生地にアイロンで貼ることはできませんが、縫って取り付ければOKです。
3. バイアステープ
出典: item.rakuten.co.jpお気に入りのラミネート生地で本体を作ったら、補強の効果もあるバイアステープで周りをぐるりと縫うのもおすすめ。同系色にしたり、カバーと対照的な柄を入れたりするのもおもしろいですよ。
縫いしろを包んでできれいに仕上げられるので、ぜひトライしてみてくださいね。
手作りのランドセルカバーでオリジナリティを
既成品のランドセルカバーは、ランドセルと色味が合わなかったり装飾が少なかったりと、満足のいくものを見つけられないことも。
手作りはハードルが高いように感じますが、やり方を工夫すると楽しみながら作ることもできますよ。小学校入学前のタイミングで、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
下記ではランドセルや身の回りのものを収納するのに便利なランドセルラックを紹介しています。ぜひあわせてチェックしてみてください。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合があります。詳細は必ずリンク先のサイトにてご確認ください。