梅雨前に対策を!赤ちゃんをおびやかす「カビ」リスク…簡単な予防法も

ジメジメする日が増えてきました。この時期は家の中にカビが発生しやすくなり、特に赤ちゃんはカビの影響を受けやすいため、パパも環境づくりに気を配りたいところです。

室内の湿気やカビは、咳や喘息などの呼吸器症状や肌トラブル・アレルギーとの関連があることが、WHO(世界保健機関)のガイドラインでも指摘されています(※1)。

そこで今回は、赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭が知っておきたいカビの影響やリスク、今日からできる簡単な対策をご紹介します。

赤ちゃんはカビの影響を受けやすい?

赤ちゃん ハイハイ プレイマット カビ対策

カビは空気中に小さな「胞子」を飛ばして増えていきます。カビによる健康への影響には、感染症やアレルギーなどがありますが、家庭内で特に注意したいのは、カビの胞子を吸い込むことで起こるアレルギー症状です。

赤ちゃんは、

  • 呼吸器が未発達
  • 肌のバリア機能が弱い
  • 床に近い位置で過ごす時間が長い

といった特徴があります。

また、乳児期から幼児期は体が大きく成長する時期のため、呼吸によって体内に取り込まれるアレルゲンには注意が必要とされています(※2)。

カビの胞子もアレルゲンのひとつです。吸い込むことで咳や鼻水、肌荒れなどのアレルギー症状につながったり、喘息を引き起こす原因になったりする場合もあります。。

カビは家のどこに潜んでいる?
梅雨時の要注意スポット

梅雨 カビ対策 窓 結露 ジメジメ

カビは、湿気・汚れ・空気のよどみがある場所に発生しやすくなります(※3,4)。パパが定期的にチェックしたい要注意スポットは、次のような場所やものです。

・エアコン内部
・窓まわり(結露)
・カーテンの裾
・浴室・脱衣所
・加湿器のタンク
・布団やマットレスの裏側
・プレイマットの裏側
・ベビーベッド周辺の壁際
・押し入れやクローゼット
・お風呂のおもちゃ

見えるカビだけでなく、「なんとなくカビ臭い」「空気がジメっとしている」と感じる場所にも注意が必要です。

エアコン内部の結露や、家具を壁に密着させたことによる空気の滞留など、ちょっとした環境の違いでカビは発生しやすくなるため、日頃のチェックが大切です。

今日からできる簡単カビ対策&予防法!

エアコン カビ対策 除湿 ドライ 冷房

カビは、一度広がると除去が大変になるため、まずは、発生させないことが大切です。次のような対策を取り入れてみてくださいね。

除湿機やエアコンのドライ機能を活用する

湿度が高いと、カビは一気に増えやすくなります。除湿機やエアコンのドライ(除湿)機能を活用し、室内に湿気をためこまないようにしましょう。

湿度は50%前後を目安にし、60%を超えないように調整してください(※2,5)。

換気をする

梅雨の季節は「湿気が入るから」と窓を閉め切りがちですが、空気がこもるとカビが発生しやすくなります。

晴れの日や雨の合間を狙って、1回5〜10分程度、1日に数回を目安に換気を行いましょう。対角線上の窓を開けると、効率よく空気を入れ替えやすくなります。

結露はこまめに拭き取る

窓まわり(特に窓のサッシやゴムパッキン部分)の結露は、黒カビの原因に。朝にサッと拭き取るだけでも、カビ予防につながります。

シーツやプレイマットを乾燥・交換する

赤ちゃんの汗で湿気がたまりやすいため、シーツをこまめに交換したり、プレイマットの裏側まで乾燥させたりしましょう。すのこや除湿シートを活用するのもおすすめです。

お風呂のおもちゃも定期的に手入れする

内部までしっかり乾燥させ、定期的に熱湯や消毒用アルコールスプレーなどで除菌すると安心です。

エアコンをこまめに掃除する

カビの温床になりやすいフィルターはこまめに掃除し、内部の汚れが気になる場合は、専門業者へクリーニングを依頼するのがおすすめです。

もしカビを見つけたら…

カビの胞子が空気中に舞い上がり、吸い込みやすくなってしまうため、掃除機で吸い取ったり、乾いた布やティッシュでゴシゴシ擦ったりするのはNG。

消毒用アルコール(エタノール)などを浸した布やキッチンペーパーで、広げないようにやさしく拭き取るようにしましょう。

こんな症状があったら注意!受診の目安は?

赤ちゃん パパ 受診 病院 小児科

湿気が多い季節に、赤ちゃんに次のような症状が続く場合は、室内の湿気やカビが影響している可能性もあります。

  • 咳が長引く
  • 夜間や朝方に咳が出やすい
  • 鼻水・くしゃみを繰り返す
  • 肌荒れがなかなか改善しない
  • 部屋にいると症状が悪化する

特にゼーゼーした呼吸がある場合や咳が長く続く場合は、早めに小児科を受診しましょう。

受診時に、「梅雨に入ってから症状が増えた」「家の湿気やカビが気になる」など、症状が出た時期や住環境について伝えると診察がスムーズに進みやすいですよ。

無理のない範囲でカビ対策をしよう

梅雨は、1年でいちばんカビが発生しやすい季節。赤ちゃんが快適に過ごせるよう、まずは湿気をためないことがポイントです。

換気や除湿、シーツ交換など、毎日のちょっとした工夫がカビ予防につながります。

育児や家事などで忙しい日々ですが、無理のない範囲で取り入れながら、家族みんなが過ごしやすい環境を整えていけるといいですね。

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