エアコンのカビやほこりから赤ちゃんを守るために!梅雨前に掃除をしよう!

梅雨時期から使用頻度が高くなるエアコン。掃除をしないまま使うと、赤ちゃんが汚れた空気を吸ってしまい健康に悪影響を与えることもあります。梅雨前にはエアコンをきれいにしておきたいですね。

今回は、自分でできるエアコンの掃除方法と、プロにクリーニングを依頼した方が良いケースについて紹介します。

エアコンが汚れたままだとどうなる?

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エアコンの風は、部屋の空気を取り込んで冷却したものです。そのため、部屋に漂うほこりなどのゴミが少しずつ溜まってしまいます。

さらに、冷却した風と暑い空気がエアコンの内部で混ざりあうと結露が生じ、高温多湿な状態になることでカビも生えやすくなります。

この汚れを残したままにすると、以下のようなトラブルが起きやすくなります。

● ほこりに混ざったカビが部屋に放出される
● 放出されたほこりやカビを吸うと、気管支ぜん息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を引き起こしやすくなる
● エアコンの風が臭くなる
● エアコンの稼働効率が落ちる

においなどの不快な環境や稼働効率が落ちることも気にはなりますが、なにより赤ちゃんの健康に影響が及ぶのは避けたいですよね。

以下から、エアコンの具体的な掃除方法を説明します。

自分でできるエアコンの掃除方法

エアコンの仕組みは複雑ですが、フィルターとフィンは自分で掃除をすることができます。

フィルター掃除

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フィルターは、掃除機と歯ブラシを使って、以下の手順で掃除しましょう。

1. エアコンの電源を切り、フィルターを外す
2. 掃除機でフィルターについたほこりを吸い取る
3. 残った汚れを取るため水洗いし、歯ブラシを使ってこすり落とす
4. 30分〜1時間ほど吊り干しにしてしっかり乾燥させる
5. フィルターの乾燥中、エアコンの外側についたほこりを取り除く
6. フィルターを戻して完了

エアコンを利用するシーズンには、フィルターを月に1度の頻度で掃除するのがおすすめです。自動掃除の機能がある場合は、ダストボックスを定期チェックしましょう。

フィン掃除

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薄い金属版が並ぶフィンはとてもデリケートな部品です。直接触ると簡単に曲がってしまうので、『エアコン洗浄スプレー』など市販の洗浄剤を用意しましょう。

1. エアコンの電源を切り、コンセントを外す
2. フィルターを外し掃除する
3. フィンにスプレーを吹きつける
4. 10分程度放置し、薬剤が行き渡るのを待つ
5. フィンの放置中、エアコンの外側についたほこりを取り除く
6. フィルターを戻し、コンセントを接続して完了

フィン掃除は年に1〜2回程度で十分です。冬の暖房・夏の冷房を使い終わったシーズン後に掃除をしましょう。掃除をしておかないと、汚れを残したまま次のシーズンから使い始めることになるので、忘れずに掃除してくださいね。

フィンを汚さないためには、フィルター掃除をすることと、エアコン使用後に約1時間ほど送風運転して乾燥させておくのがおすすめです。

エアコンの掃除はプロに任せるのも◎

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エアコンのフィンの奥には、風を起こすための筒状のプロペラがあります。プロペラの掃除は分解が必要なので、プロにクリーニングを依頼するのがおすすめです。

以下のようなときは、プロのクリーニング業者に依頼しましょう。

● フィンを掃除しても汚れが残っていると感じる
● 掃除の手間が大変、時間がとれない
● エアコン全体をきれいにしたい
● 数年掃除していないのでしっかり掃除したい

費用の相場は1〜2万円ほどです。プロの手なら故障の心配もなく、すみずみの汚れまでキレイにしてくれますよ。自分で掃除する労力と故障リスクを考慮して検討してみてくださいね。

エアコンは定期的に掃除しよう!

エアコンに汚れやほこりが溜まり続けると、1回の掃除では簡単にキレイにできないこともあります。定期的な掃除を心がけましょう。エアコンを利用し始める前はもちろん、シーズンが終わったときの手入れも忘れずに行ってくださいね。

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