妻と同じ目線で育児を経験したい!強い想いで会社初の男性育休を取得


とりにく_プロフ

Twitterアカウント:@torinikupapa


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Q. 育休を検討しようと思った理由は?

A.
・積極的に育児をしたかったから
・初めて親になった時の喜びや過酷さを妻と同じ目線で話したかった為 

Q. 育休を検討し始めた時期は?

A. 
・結婚前から

Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?

A.
・安定期(5ヶ月)に入ってから 
 

Q. 育休を相談した時の上司の反応は?

A.
・おおむね賛成だけど、条件を提示された

まず、そもそも会社が「男性が育休を取れる」ということを把握していませんでした。

育休を取ること自体は賛成してくれましたが、「4月中はいて欲しい」と、開始時期を5月頭にズラすようお願いされました。

Q. 育休を取るまでに大変だったことは?

A.
・職場(上司)が積極的に対応してくれなかった
・仕事の引き継ぎ
・制度がわかりにくかった 

育休取得することをなるべく早めに、上司、人事に相談した方が良いと思います。

私は予定日がズレる可能性もあると思い、予定日の2ヶ月半前に相談しました。規則上1ヶ月前に言っていれば良いのですが、私の会社では初めての男性育休取得者ということもあり、対応が遅くなりました。結局、後任の手配や引き継ぎがゴタゴタしてしまいました。

少し気まずい雰囲気の中育休に入る…といったことにもなりかねないので、予定日が出たらなるべく早いタイミングで宣言をするべきだと思いました。


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Q. 育休を取って大変だったことは?

A.
・睡眠時間の短さ 

夫婦での夜勤(夜間の育児)のシフトは、慣れるまで試行錯誤が続きました。

初めの頃は1日交代で対応したり、ミルク2回ごとに交代したりしてましたが、2人とも寝不足になってしまいました。今ではミルク1回ごとに交代するようになり、それだと4〜5時間ほどまとまって寝られるので、私達夫婦には合っています。

やりやすいやり方を見つけるまで、ご夫婦で夜勤のシフトに関してはこまめに話し合った方が良いと思いました。

Q. 育休を取って楽しかったことは?

A. 
・赤ちゃんのお世話
・夫婦関係

ちゃんと育休を取得してまだ2週間ほどですが、子どもの成長を日々実感できることです。休取得前も夜間の育児はしていましたが、1日通して子どもを観察したり、育児をしたりすることで、毎日新しい発見や喜びを感じられます。

また、まだ赤ちゃんとのコミュニケーション方法は限られていますが、うんちの量が変わってきたり、オムツの跡が付くほど大きくなってきたり、表情や泣き方のバリエーションが増えたり、赤ちゃんの成長に日々驚かされます。

Q. 育休を取ってよかったことは?

A.
・夫婦関係が良くなった
・子どもがより可愛くなった
・子どもの成長が実感できるようになった

育休を取って良かったと思うことの1番は、一緒に育児をすることで、夫婦間の気持ちや考え方を合わせることが出来たことだと思います。

極論、育休を取らなくても夜間や休日に子どもと関わったり、働き方を在宅ワークに切り替えて育児をしたり、子どもとの時間を作ることは可能だと思います。しかし、夫婦で育休を取らないと、夫婦が同じ目線で育児の喜びや大変さを経験することは出来ないと思います。

娘が初めて踏ん張るポーズをしてうんちをした時は、妻と2人で「成長したね〜」と笑ったり、「この時はミルク40g飲むのがやっとだったのにねぇ」とカメラロールを見ながら話したり。

夫婦で足並み揃えて、親としての経験値を積めることが、育休を取って良かったなと思うことです。

Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?

A.

夜間に交代交代でミルクをあげているので、ミルクをあげた後、次の妻のために哺乳瓶にミルクの粉をセットしておくのですが…夜泣きの対応で意識が朦朧としていたためか上手く閉まっておらず。妻がミルクをあげてるときに、ミルクをぶちまけてしまいました。

夫婦で育児をする場合は、バトンタッチの際に「哺乳瓶はしっかりセットされてるか」「オムツストッカーにオムツは補充してあるか」「汚れたときの替えの肌着はすぐ取れる位置にあるか」など、確認した方が良いです!

Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?

A. まだ復帰していない

Q. 育休の長さは満足でしたか?

A. 満足だった

まだ育休の途中ですが、給付金が給与の67%貰える最大日数取得出来たからです。

Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!

A.

家庭によって価値観は様々ですが、仕事を理由に育児が充分に出来ないのは、とても勿体ないと思います!

育休中の赤ちゃんや妻との時間は、子どもは覚えていなくても、ご自身と奥様の記憶には一生残ると思います。その記憶は、育休期間後の家族関係のなかでも、割と重要な記憶になるんだろうなとも思っています。

今は男性育休取得率が低く、批判されてしまうこともあるかもしれません。しかし育児を経験した今は、将来的には育休を取らないことが批判される世の中になっていくだろうとすら思います。

自分自身と奥様、お子さま、未来のパパさんの為にも、育休を取ることをおすすめ致します!


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要出典 パパninaru 育児アプリ エバーセンス

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