お金のやりくりが大変だったけど、育休で育児のイロハを体得できました


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著書:育休夫婦の幸せシフト制育児


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Q. 育休を検討しようと思った理由は?

A. 
・積極的に育児をしたかったから
・ママを気遣ったから
・ママ一人では無理だと思ったから
・育休を経験してみたかったから
・仕事を休みたかったから
・上司や先輩からの勧め

Q. 育休を検討し始めた時期は?

A. 妊娠が発覚してから

Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?

A. 妊娠が発覚してから

Q. 育休を相談した時の上司の反応は?

A. 全面的に賛成してくれた

妊娠を報告したタイミングで上司から育休取得の意向を聞かれたため、逆質問で育休取得について相談させてもらい、その場で育休取得する方向で調整することをお願いしました。

上司が話していた育休取得の意向を確認した理由が印象に残っています。

理由の1つ目が、業務運営上どのタイミングで私が抜けるのかを判断しておきたかったから。2つ目が離職率の高い職場なので、「育休が取れない働きにくい職場」として評価され近い将来転職されるよりも、必要な期間の育休をとってもらうことで夫婦ともに会社に対してポジティブな印象を持ち、結果長期間働いてもらえる方がありがたいから、とのことでした。非常にロジカルでこういった説明がよかったです。

Q. 育休を取るまでに大変だったことは?

A. 
・仕事の引き継ぎ
・制度がわかりにくかった
・実際の出産が出産予定日よりも大幅に早い・または遅い場合のプランBを用意しておく必要があったこと

出産予定日より早く産まれることも想定して、業務の引き継ぎや休業手続きを行っておくことをオススメします。

予定日前に産まれると、産後の慌ただしい時期に、育休期間の修正申請、業務の引き継ぎ等が重なります。そのため育休開始の申請日を出産予定日とした場合は、その日の前1週間程度は有休を取得しておき、早めの出産となった場合においても、出産に注力できる環境を整えておくことがよいと思います。


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Q. 育休を取って大変だったことは?

A. 
・赤ちゃんのお世話
・ストレスや孤独感

特に育休を取得したばかりの頃は抱っこに慣れていないため、腰や手首などを容易に痛めてしまうのが大変でした。

体に負担の少ない抱っこの方法をYoutube等で検索して対策しました。

低い位置に置いた赤ちゃんを抱っこするときは腰ではなく膝を曲げて姿勢を下げること、手首ではなく腕全体で体重を支えることを心がけると良かったです。

Q. 育休を取って楽しかったことは?

A. 我が子の成長を間近でみられること

短期間で我が子の”初めて”を多く間近で見ることができて、とても嬉しくまた楽しかったです。

例えば、目の焦点が揃っていないところから物を目で追うことができるようになったり、自分の手や足の存在に気づきそれを動かしたり、人間として生きていくために必要な動作を1つずつ習得していく過程を実感を持って体験し成長を喜べたのは、育休を取って我が子の育児にしっかり向き合えたからだと思っています。

Q. 育休を取ってよかったことは?

A.
・夫婦関係が良くなった
・育児スキルが高まった

出産直後の女性は急激なホルモンバランスの崩れにより体調面・精神面で不調になりやすいと言われています。その中で初めてで不慣れな育児がスタートするわけですからストレスが高まるのは理解できます。

夫婦2人で育休を取って、お互いに時間的余裕を持ちながら育児に向き合えたことで、妻と育児の仕方や方針を話し合い、協力しながら育児をする時間が十分に取れました。

結果、初めてで不慣れな育児でも夫婦二人とも楽しく生活できたのが育休取って良かったことだと思っています。

Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?

A.

育休取得後の2〜3ヶ月の貯金のやりくりが予想外に大変でした。

育休中は当然ながら会社から給料が出ません。そのため収入の補填として雇用保険から支給される育児給与給付金がありますが、この給付金は育休取得の最初の2〜3ヶ月は振り込まれないのです。

また出産にかかる入院は保険適用外のため、計30~40万円の費用負担が発生します。こちらも出産育児一時金として後日振り込まれますが、これも育休取得の2〜3ヶ月先です。

そのため、出産直後はかなり現金が必要になりますので、準備しておいてください。

Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?

A. できた

手続き面では、育休に入る前に育休復帰のタイミングで必要な書類を揃え、提出先を確認しておいたため、復帰の手続きの手間が小さかったです。

また業務面では、繁忙期・閑散期やプロジェクトの開始・終了のタイミングを見計らって復帰したため、新規プロジェクトに始めから参加することができ、スムーズな職場復帰になったのではないかと思っています。

Q. 育休の長さは満足でしたか?

A. 満足だった

3ヶ月間の育休取得はとても満足でした。 個人的には新生児から生後4ヶ月の赤ちゃんの育児をすることで育児のイロハを体得できたのが良かったです。

初めはおむつ替えに抵抗があったり夜泣きのパワフルさに目を回した日々でしたが、今では慣れたものです。

夫婦どちらが育児を担当しても問題ないというのは大きなメリットで、例えば我が家では育休復帰後の休日に交互に友人と遊びにいったりお互いに育児から離れた自分だけの時間を作ったりすることができています。

仕事面では、離脱期間がそれほど長くなかったため業務へのキャッチアップもしやすく、スムーズに職場に戻れたと感じています。

Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!

A.

育休を取る期間や取り方は、自分と妻の仕事・キャリアプラン・両家からのサポート・他の子どもの有無・金銭的余裕等によって千差万別なため、重要なのは妻と話し合ってお互いに納得したスケジュールで取ることだと思っています。

とはいえ、個人的には夫婦が別々に育休を取るよりも、一緒に取って育児を分担する方が負担が軽減して過ごしやすいと思っています。

夫婦2人で育休をとったときに、どのように育児を分担するか悩んだら、拙著『育休夫婦の幸せシフト制育児』をぜひお手に取って参考にしていただけると幸いです。


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要出典 パパninaru 育児アプリ エバーセンス

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