育児は大変でも、夫婦で資格取得やキャリアップへの挑戦もできた育休期間


パパ育休体験談 プロフィール  育休教師あいうさん

Twitterアカウント:@ikukyu_papa


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Q. 育休を検討しようと思った理由は?

A. 
・積極的に育児をしたかったから
・ママ一人では無理だと思ったから
・育休を経験してみたかったから

1人目の子の時に忙しくて関われなかったので、2人目、3人目で取得しました。

Q. 育休を検討し始めた時期は?

A. 妊娠が発覚してから

Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?

A. 安定期(5ヶ月)に入ってから

Q. 育休を相談した時の上司の反応は?

A. 全面的に賛成してくれた

2015年当時は、まだ1年間の育休を取る男性は少なく、前例も少なかったのですが、当時の管理職は、これからの時代には必要なことだと後押ししてくれました。

Q. 育休を取るまでに大変だったことは?

A. 
・仕事の引き継ぎ
・お金をどうやりくりするかを考えること
・復帰するときを考えること

男性の育休で一番大変なのはやはり金銭面です。

いきなり給料が止まりますが、年度始めの税金などは前年度収入で一気に襲いかかってきます。

そのうえ、女性のように産前休がないため、給付金などもかなり遅いです。

自分の場合は、3月から育休に入りましたが、7月までは金銭面で貯金を切り崩してとても大変でした。

妻も働いていましたが、産休・育休を取ることが難しく無収入状態でした。

自分の経験から少子化改善のためには、働き方の改善や働き方に関わらない待遇の見直しが必要だと思っています。


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Q. 育休を取って大変だったことは?

A. 
・仕事の連絡に都度対応したこと
・金銭面

育休を取る前年度に貯金をしたり、多めにふるさと納税をしたり、お金を先に借りておくことも必要だと思います。

育休明けは、逆に前年度の収入がない扱いだったので、税金などが安くなります。

Q. 育休を取って楽しかったことは?

A. 
・赤ちゃんのお世話
・家事
・夫婦関係
・趣味

育休中は、お金はないものの時間はあるので、資格取得などに充てることができました。妻も私の育休中にキャリアアップすることができました。

私は、2人目の子のときに育休を取ったので、赤ちゃんや妻との時間はもちろんですが、1人目の子との時間を大切にすることができました。

今年、3人目が生まれて育休を取ったときも、上の2人の子たちと旅行に行くなど、(妻の退院前)楽しく過ごせました。

Q. 育休を取ってよかったことは?

A.
・夫婦関係が良くなった
・できる家事が増えた/スキルが高まった
・育児スキルが高まった
・子どもがより可愛くなった
・子どもの成長が実感できるようになった
・キャリアに対する考え方が変わった
・子どもの成長にとってとてもプラスだった(学力、体力など)

個人的には、1人目の赤ちゃんのときは育休なしでも大丈夫だと思います。

問題は、小さな子どもがいるのに、赤ちゃんのお世話をしなければいけない、2人目や3人目の子育てです。赤ちゃん1人なら見てあげられるお母さんも、同時に上の子の子育てや家事をすることはとても大変です。

赤ちゃん返りをして、想像以上に手がかかる上の子の面倒をしっかり見ることができ、しかもいろいろなことを教えてあげられる時間ができるのが一番のメリットでした。妻にも上の子にも、とても有意義な時間になったと思います。

Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?

A.

育休の最初の1ヶ月は、とても喜ばれます。

しかし、妻の体調が回復し始める産後3ヶ月頃か、もしくは赤ちゃんが夜泣きをしなくなる半年頃からは、徐々に役割が少なくなります。

ちょうど給付金も減額され、早く働いてほしいという空気を出される家庭があるかもしれません。

育休中は副業も禁止されている場合には、収入減は避けられません。

男性の育休は女性とは違い、体は元気なので、収入減とならないようにテレワークや副業の緩和などがあれば、より楽しく育休を過ごせると思います。

Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?

A. できた

復帰前に、職場に引き継ぎに行くなどして、対応しました。

Q. 育休の長さは満足でしたか?

A. 満足でなかった

・理想の取得期間:3ヶ月以上~6ヶ月未満
1年間の育休を取ると、金銭的に厳しいです。

Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!

A.

育休は、「赤ちゃんのため」であることはもちろんですが、妻のため、上の子のため、自分のためという価値観も必要だと思います。

少子化対策がこれだけ問題となるなか、日本のためにも、楽しい子育てライフを送ってください!!

日本中に笑顔があふれる幸せな家族が増えますように。


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