育休中はジェンダーバイアスに戸惑ったけれど、パートナーとの関係が良好に


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Q. 育休を検討しようと思った理由は?

A. 
・積極的に育児をしたかったから
・ママから育休を取ってほしいと言われていたから
・育休を経験してみたかったから

Q. 育休を検討し始めた時期は?

A. 妊活を始めてから

Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?

A. 妊活を始めてから

Q. 育休を相談した時の上司の反応は?

A. 全面的に賛成してくれた

社長や部長には、妊活前から「2人目ができたら育休取りたいんですよね~」と話していました。2人とも子育てには積極的だったこともあり「いいんじゃない」と肯定的でした(まさか一年取りたいと言われるとは思っていなかったそうですが)。

直接の上司には、妊娠がわかったタイミングで話しました。その時は一瞬の間の後で「わかった」とだけ言われましたが、後で聞いたところ「育休を取れないことで辞められたらもっと困るし、これまで頑張ってくれている彼の希望に応えたい」と思っていたそうです。

Q. 育休を取るまでに大変だったことは?

A. 仕事の引き継ぎ

その時に従事していた業務が大変多忙で、業務内容も専門知識を要求されるものだったので、代替要員の手配は大変だったそうです(上司に後から聞きました)。手配が遅れたことと引継ぎのため、希望していた出産直後からの育休は取れませんでした。

今は人手不足なので、代替要員の手配は私の時よりも大変だと思います。早めの育休の宣言と、引継ぎの準備(仕事の分担やマニュアル化)を早めに準備しておくことをお勧めします。


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Q. 育休を取って大変だったことは?

A. 上の子との関係

取得したのは上の子が4歳の時でしたが、保育園は短時間保育になるのでお迎えが早く、日々時間に追われながらの生活でした。

0歳の育児をしながら上の子の対応をすることに、自分が思っていたよりもストレスを感じていたようです。自分がこんなに怒ることがあるのか?と驚くほど上の子に怒ったことがありました。

一番大変だったのは、常に次の家事(特に夕飯の準備)の事を考えていて、頭を休める時間が取れなかったことです。あまり気負い過ぎず、時には楽をしたり、自分を休ませたりすることも大切です。

Q. 育休を取って楽しかったことは?

A. 
・赤ちゃんのお世話
・家事
・夫婦関係

まず第一に、子どもの成長を毎日感じられることです。「今日はこんな反応があった」「今日はこれができた」と、飽きることなく日々が過ぎていきました。

また、先の回答では大変な事として書いていますが、夕飯の準備は楽しいことでもありました。

私の時は、周りで育児をしているのはママばかりでしたが、パパ・ママ関係なく、子どものことで会話する時間は本当に楽しかったです。

Q. 育休を取ってよかったことは?

A.
・夫婦関係が良くなった
・子どもがより可愛くなった
・子どもの成長が実感できるようになった
・キャリアに対する考え方が変わった

育休を取って良かったことは、パートナーとの関係がよくなったことです。パートナーと対等でありたいと思う私にとって、パートナーが仕事をして、私が家事育児をするという、第一子のときとは逆の立場を経験できたことは、お互いをより深く理解できるきっかけになりました。

その結果、仕事に対する姿勢が一番大きく変化しました。お客様の期待にできるだけ応えようと残業することが多かったのですが、育休を通して夕方から家にいないのは家庭にとって戦力外であることを身をもって経験できたので、残業しないことを何よりも優先するようになりました。

Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?

A.

私の頃は、地域の子育て支援センターで集まりがあったのですが、何かにつけて職員が呼びかける時に「お母さん方」「ママの皆さんに~」などと、パパの存在を無視されているように感じることもありました。

また、保健指導などでも「お父さんでは分からないと思いますが…」など、ジェンダーバイアスに多く直面することもありました。

パパは私しかいなかったので仕方ない面もありますが、ちょっと残念な気持ちにはなります。今は変わったと思いますが、そんな扱いをされても腐らずに堂々としていましょう。

Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?

A. できた

Q. 育休の長さは満足でしたか?

A. 満足だった

第二子の時の育休だったので、子育ての経験値もあり、余裕をもって子育てに向かえました。その結果、子どもが成長する姿をしっかりと見ることができました。また、パートナーが希望していた早期復職を後押しできたことも良かったです。

Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!

A.

繰り返しになりますが、人生の中で育休を取れる機会は何度もありません。

育児に専念できる機会をぜひ逃さないでください。子どもといられる期間はあっという間です。

反対する上司や自分のキャリアの遅れを気にせず、子どもと密に過ごせる1年を大事にして、ぜひ長めの育休をおすすめします。


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要出典 パパninaru 育児アプリ エバーセンス

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