家族がハッピーでいるために「話し合い」「助け合い」が大切だと実感した育休


しゅん_プロフ


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Q. 育休を検討しようと思った理由は?

A. 
・積極的に育児をしたかったから
・ママを気遣ったから
・ママ一人では無理だと思ったから

Q. 育休を検討し始めた時期は?

A. 
・妊娠が発覚してから

Q. 職場/上司に育休を相談したのはいつ?

A. 
・安定期(5ヶ月)に入ってから

Q. 育休を相談した時の上司の反応は?

A. 

「(育休取得は)まぁ権利だからね」という反応で、否定はしないまでも、肯定も応援もされませんでした。

Q. 育休を取るまでに大変だったことは?

A. 
・制度がわかりにくかった

育休取得を希望した時期の4ヶ月前に、異動昇進辞令が出て慌てました。直属の上司には育休取得の意思を伝えていましたが、人事権を持つ上の人まで話が届いていませんでした。直属の上司に「育休取得の意思があるうえで、それでも昇進で良いか」を上の人へ確認をしてもらうことにしました。

顧客引き継ぎや配属に影響が出てしまうため、結果的に「配慮」という判断の元、昇進が取りやめになってしまいました。

なるべく職場に迷惑をかけずに穏便に育休取得したいと思っていたので、「仕方ないかな」と思いました。ただ、昇進して月給が増えていれば、その後の育休手当の支給額も増えていたことに、あとで気づいて少し後悔をしました。

職場に気を遣うことと、自分を守ることのバランスをもっとうまく取ることができたように思います。また、職場や上司も制度の理解が深いわけではないので、やはり自分で何でも調べておくことが大事だと痛感しました。


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Q. 育休を取って大変だったことは?

A.
・赤ちゃんのお世話
・夫婦関係
・睡眠時間の短さ
・ストレスや孤独感
・自分の時間が取れないこと 

妻はずっと家族で過ごしたいタイプで、自分は時々1人の時間も欲しいタイプでした。しかし、何かと妻を優先してしまい、思うようなリフレッシュ時間が取れませんでした。

勝手に我慢したり譲ったりしすぎたせいで、知らない間にストレスを溜め込んでしまった気がします。もっと話し合いをしたらよかったと思います。

Q. 育休を取って楽しかったことは?

A. 
・赤ちゃんのお世話
・家事

子どもの世話や成長に関われるのも日々楽しいですが、仕事をしているだけではきっと気づかなかった視点を得られた気がします。

育児は初めてなので、とにかく調べることが多く。予防接種、保育園、児童手当のことなどを知ると、意外と自治体がいろんな福祉サービスを提供してくれていることがわかり、税金がどう世の中に使われているのかを実感できました。

社会がどうまわっているのかが感じられて、選挙での候補者の選び方観点も変わるなど、視野が広がったような気がして面白かったです。

Q. 育休を取ってよかったことは?

A.
・できる家事が増えた/スキルが高まった
・育児スキルが高まった
・子どもがより可愛くなった
・子どもの成長が実感できるようになった
・キャリアに対する考え方が変わった

産まれた直後から夫婦2人で育休を取得したおかげで、育児について夫婦同時にレベルアップでき、教える側と教わる側に分かれることがなかったことはすごく良かったです。

また、夫婦2人いることで世話をする手にも余裕があり、子どもの生活が乱れることがほぼなく、ある程度決まった時間に食事や睡眠を取れることが多かったです。

0歳児のうちはとにかく子どもが夜にしっかり寝てくれることが、親が疲弊しないための最重要事項だと悟りました。子どもの生活が整ったことが、夫婦育休の最大のメリットだったと思います。

Q. 育休中のトホホな失敗談や、「これだけは気をつけろ!」と後輩パパに忠告したいことはありますか?

A.

育休取得のことだけでなく、育休明けの働き方や育児担当割合についても早めに一度話しておくことをオススメします!

我が家は共働きでそれぞれ勤める会社が違うのですが、身近にいる子持ち社員の働き方が全然違っていて「当たり前」が大きくズレていたことに気付きました。

「育休中はまだいいけど、育休明けて仕事始まったらどうしよう」という不安は常に付きまとうので、我が家の場合はもう少し早めにすり合わせしておけばよかったと思いました。

Q. 育休後スムーズに職場復帰できました?

A. できた

Q. 育休の長さは満足でしたか?

A. 満足だった

子どもの成長をずっと近くで見れたことは大満足でした。ただ育休10ヶ月頃には、ずっと家のことだけをしている生活がやや苦しくなり、外で働きたい気持ちも出てきました。自分のことだけを考えれば、1年4ヶ月の育休はやや長すぎたくらいです。

Q. 最後に、育休を検討している後輩パパにアドバイスやエールをお願いします!

A.

妊娠中から体調もメンタルも本調子ではないママのためにも、育休を取ることは大いにアリな選択肢だと思います。

ただ、ママを優先しすぎたらパパだってしんどくなります。産後はママだけでなく、パパ含めた家族みんなが、なかなか大変な時期だと痛感しました。しかも、そんなパパ向けのサポート情報は世の中にほとんどありません。

家族みんながハッピーでいられるために、普段からの話し合いや助け合いがとても大事だと思います!

うちは「付き合いが長い夫婦なので大丈夫だろうと」油断していましたが、付き合いが長いからこそ、お互いをわかってるつもりになりがちかもしれません。


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要出典 パパninaru 育児アプリ エバーセンス

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