出産という大仕事をがんばったママへ、パートナーから贈る「プッシュギフト」をご存じですか?
今回は話題の「プッシュギフト」について、贈り物の例やパートナーへの伝え方などをご紹介します。
プッシュギフトってなに?

プッシュギフトは欧米で生まれた習慣です。出産への感謝の気持ちを表すために、パートナーから贈られるギフトのこと。
英語で「プッシュ」=「いきむ」という意味で、出産で赤ちゃんを産み出すときのいきみから、名付けられました。
一般的には出産後に贈られるもので、ママが退院して赤ちゃんとの新しい生活がスタートするときにもらうことが多いでしょう。
近年、日本でも出産祝いのひとつとして広まりつつあり、SNSなどで目にする機会があるかもしれません。
プッシュギフトのアイテムはどんなもの?

ギフトとして選ぶアイテムに決まりはありませんが、主に以下のようなものが選ばれるようです。
● 身につけられるもの
● 一生ものとして記念に残るもの
● 産後に役立つおしゃれグッズ
● 家族で使えるちょっと良い家電
● 美容グッズ
なかでも人気のアイテムはジュエリーです。他にも、ママバッグ、靴、花束なども挙げられます。
思いを重視することが大切なので、金額などは夫婦で相談しながら決めたり、ママの希望をパートナーに伝えたりすることも多いようです。
最近は、思い出に残る親子旅行やエステなどの体験型のリクエストも増えつつあります。
プッシュギフトを知らないパートナーへ
どう伝える?おねだりするといい?

パートナーが「プッシュギフト」を知らないと、「自分からは伝えにくい…」という声も。
以下は、先輩妊婦さんたちの伝え方の一例です。パートナーがリラックスしているタイミングを見計らって、伝えてみるのはいかがでしょうか。
ストレートに伝える
● お腹の赤ちゃんの性別を伝えるタイミングで「プッシュギフトって知ってる?」と聞いた
● 雑誌の特集を一緒に見ながら「私もリクエストしていい?」と聞いた
さりげなく欲しいものを伝え続ける
● ECサイトや店舗で欲しいものを見ながら「これいいね〜」と伝え続けた
● パートナーが聞こえるくらいの声で「○○があると助かるな」と独り言を続けていた
記念日に合わせておねだりする
● 結婚記念日のタイミングにプッシュギフトの話と欲しいものを伝えた
● 自分の誕生日に合わせて欲しいものをねだった
お腹の赤ちゃんに譲りたいと夢を伝える
● 「人生の節目に欲しい&一生の宝物は赤ちゃんに譲りたい」と伝えておねだりした
● 欲しいものが載っているカタログを見ながら「これいつか子どもにあげたいな…」と伝えた
プッシュギフトは自分を鼓舞するギフト!
プッシュギフトの相場はありませんが、これからの生活にかかるお金やパートナーのお財布事情を考慮しながらおねだりするママも多いようです。無理のない範囲で、素敵なギフトをいただけると良いですね。
また、パートナーからではなく、自分から自分へ贈るケースも少なくありません。子どもの誕生記念と自分へのご褒美を兼ねて、プッシュギフトを選んでみるのはいかがでしょうか。