夏は帰省や旅行など、赤ちゃんと一緒に車でお出かけする機会が増えますよね。しかし、そこで気をつけたいのが車内での熱中症です。
そこで今回は、真夏の車内環境のリスクや、今すぐできる熱中症対策をご紹介します。
「ほんの数分」が命取りに!
エンジン停止後の車内のリアル
赤ちゃんは体温調節機能が未発達で、暑さの影響を受けやすい傾向があります。炎天下の車内は、エアコンを停止するとあっという間に危険な暑さになります。
JAFの検証では、最高気温34.0℃の環境で、以下のような変化が確認されています(※1)。
● エアコン停止後、約20分で暑さ指数(WBGT)が「厳重警戒」レベルに、約40分後には「危険」レベルに達する
● 1時間後には車内温度が40℃を超え、3時間後には48℃まで上昇する
「ちょっとコンビニへ」「荷物を運ぶだけ」などと油断せず、短時間であっても、車内に赤ちゃんを一人残すのは絶対にやめてください。
ここからは、車内での熱中症を防ぐための具体的なポイントをみていきましょう。
赤ちゃんを車内熱中症から守るために
エアコンが効いている車内でも、直射日光が当たることや後部座席まで冷気が届きにくいことなどで、赤ちゃんが暑くなることがあります。乗車前に車内を十分に冷やし、乗車後も汗や顔色などをこまめに確認しましょう。長時間の移動では、適度に休憩をとることも大切です。
また、サンシェードなどの日除けグッズも活用し、授乳や水分補給のタイミングも意識しながら、赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えましょう。
□ 短時間でも、車内に赤ちゃんを一人で残さない
□ 乗車前にエアコンをつけ、車内を十分に冷やしておく
□ やけどの危険があるため、チャイルドシートの金具やベルトが熱くなっていないか乗せる前に触って確認する
□ 赤ちゃんに直射日光が当たらないよう、日除けグッズを活用する
□ 赤ちゃんの汗や顔色などをこまめに確認する
□ 長時間の移動では、適度に休憩する
□ 授乳や水分補給のタイミングを意識する
□ 赤ちゃんには通気性のよい服を着せ、厚着を避ける
「うっかり置き去り」を防ぐ
降車時の習慣を決めよう
旅行や帰省など「いつもと違うルーティン」で行動しているときは、サービスエリアでの休憩や荷物の積み下ろしの際などに、意図せず赤ちゃんを車内に置き去りにしてしまう可能性もあります。
JAFの調査では、12歳以下の子どもがいる回答者のうち、約55%が「少しの時間でも子どもを車内に残したまま車を離れたことがある」と回答しています。日常のちょっとした油断にこそ、危険が潜んでいます(※2)。
降車時の置き去り防止ポイント
● 降車時に必ず持つスマホやバッグなどを、後部座席に置いておく
↳降車時に必ず後部座席を確認する習慣を作る
● 車を降りる際は「まず後部座席ドアを開けて子どもを確認する」動作をセットにする
↳車内だけではなく、車外からも確認することを徹底する
● 家族や同行者と「子どもを降ろした?」と声をかけ合う
↳降ろし忘れを防ぐため、周囲の人と確認する習慣を作る
正しい知識と対策で、夏の車内を安全に
真夏の車内は、わずかな時間でも急激に温度が上昇します。「少しだけなら大丈夫」と考えず、赤ちゃんを車内に一人で残さないことを徹底しましょう。
帰省や旅行など長時間の移動では、車内の温度や赤ちゃんの様子にもこまめに気を配り、安全に夏のお出かけを楽しんでくださいね。
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