九州地方では梅雨入りが発表され、今年も梅雨のシーズンがやってきました。
赤ちゃんと一緒に梅雨を迎えるママのために、梅雨どきのダニ対策について気をつけたいことをまとめました。
梅雨は1年のうち最もダニが増えやすい!

梅雨はダニが発生しやすい時期。春になり暖かくなるとダニは活動を始め、梅雨頃から活動が本格化。最も繁殖しやすいのは高温多湿な6〜8月です。
この時期に発生したダニをしっかり退治して、死骸やフンの除去をすることが大切。ダニのフンや死骸、ダニそのものが体内に入ってきたときに、免疫機能が撃退しようと過剰に働くことで「ダニアレルギー」の症状を引き起こすことがあります(※1)。
特にベッド・布団・枕などの寝具、ぬいぐるみ、カーペット、ソファ、畳など、赤ちゃんの身近にも出やすいので注意が必要です(※2,3)。
ダニ対策のポイントは「熱」

対策として最も効果のある方法は「熱」を加えること。ダニは熱に弱く、50〜60度以上の熱を最低でも20〜30分ほど加えると死滅します。
乾燥処理、高温洗濯、薬剤などでダニを退治したら、掃除機などでしっかり死骸やフンを除去しましょう。
除去した後は、再びダニが発生しないよう、手入れや市販の防ダニグッズを活用するのがおすすめです。以下を参考にしてみてください。
寝具のダニ対策
退治&除去
・布団類を丸洗いする(専門業者に依頼するのが◎)
・布団類を干したあとに掃除機をかける
・布団乾燥機で乾燥後に掃除機をかける
予防対策
・ダニが侵入できない目の細かいシーツを使う
・ダニ取りシートを敷き布団の下に置く
・ダニよけスプレーを寝具にスプレーする
※ダニよけスプレーは商品によって成分が異なります。商品の特徴や使用上の注意を確認して、乳幼児の寝具類に使えるものか確認しましょう。
部屋のダニ対策
退治&除去
・毎日掃除機をかける
・空気清浄機を使用する
・ぬいぐるみは洗濯する
予防対策
・風通しを良くして湿気をためない
・ラグやカーペットを使わない(防ダニのラグやカーペットを使用する)
・布製のソファや椅子は、ダニが生息しにくい素材に替える
・ダニよけスプレーをカーペットなどにスプレーする
※ダニよけスプレーは商品によって成分が異なります。乳幼児のいる家庭でも使えるものかしっかり確認し、使用上の注意を必ず守りましょう。
ダニ対策をして赤ちゃんを守ろう!
ダニアレルギーを発症すると、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などが起こる可能性があります。なるべくダニを発生させない環境づくりや対策をして、家族の健康を守ってあげましょう。