モノレールで飛鳥山公園へ！遊具はある？新幹線が見えるの？

古くから花見の名所として、人々から親しまれてきた飛鳥山公園。明治時代に上野公園などとともに「日本最初の公園」に指定された、由緒ある公園です。東京の北区にあり、都心からのアクセスも良いことから、休日にはたくさんの人で賑わいます。今回は、ランチの場所など、子供と一緒に飛鳥山公園を楽しむポイントをまとめました。

飛鳥山公園は桜の名所！SLや都電、遊具も充実！

飛鳥山公園は、JR王子駅を降りてすぐの場所にあります。ソメイヨシノ、サトザクラなど約600本の桜と約1,300株のあじさい、15,000株のつつじなどが植えられた、緑豊かな公園です。東京の桜の名所の一つとして有名で、春にはお花見を楽しむ人々で賑わいます。小高い丘のような公園で、広い園内には、三つの博物館や古墳、広場、噴水、そして都電やSL機関車、遊具などが充実した児童エリアがあり、夏にはじゃぶじゃぶ池で遊ぶこともできます。子供からお年寄りまで幅広い層に親しまれていますよ。

モノレールに乗って飛鳥山公園に行こう！

最寄りのJR王子駅中央口を降りると、「あすかパークレール」と呼ばれるモノレール乗り場があります。「飛鳥山公園入り口」から「飛鳥山山頂」まで約2分間の空中散歩を楽しめますよ。利用料金は無料。休日には行列ができることも。

かたつむりに似た形のモノレールの車両「アルカルゴ」は、子供たちから大人気。バリアフリーでベビーカーや車いすでも利用できるので、赤ちゃん連れでも安心です。午前10時から午後4時まで、特定日を除いて毎日運転しています。

モノレール乗り場で並ぶのを避けたい場合は、公園まで続く坂道や階段をゆっくり歩いても、公園中央までは5分程度で着きますよ。しっかり歩ける子供なら、景色や自然を感じながらお散歩するのに適度な距離です。

飛鳥山公園で、子供が楽しめる遊具は？新幹線が見えるの？

飛鳥山公園には、「こどもらんど」と呼ばれる児童エリアがあります。最大の見所は、都電とSL（D51）の展示です。どちらも昭和50年頃まで実際に走っていた車両で、自由に出入りして遊ぶことができますよ。また、東北・上越新幹線、京浜東北線、宇都宮・高崎線などのJR線や都電荒川線が公園のすぐ横を走っているため、線路を通る新幹線が見えることも。電車好きの子供は、大興奮間違いなしです。

児童エリアの中央にあるのは、とんがり帽子がキュートな3階建てのお城の滑り台。階段や石段など、様々なアプローチでお城を登ることができ、あらゆる方向に滑り台が広がります。頂上から一気に滑るタイプ、中腹まで滑り降りる短いタイプなど、滑り台のバリエーションが豊かで、未就学児から小学校低学年くらいまでの子供が楽しめますよ。

他にも児童エリアには、大きなゾウさんの滑り台やジャングルジム、ブランコ、砂場などがあり、子供たちがのびのびと遊べる広場が広がります。休日にはたくさんの親子で賑わいますよ。

飛鳥山公園でランチを楽しむには？

飛鳥山公園内には、軽食を食べられるお店が2店舗あります。児童エリアの近くには、うどんや甘味が楽しめる「さくら亭」、飛鳥山博物館には、スパゲッティやソフトクリームが楽しめる「カフェ・ヴァーチュ」があります。児童エリアでは、レジャーシートを広げてピクニックを楽しむ家族連れがたくさんいます。子供と一緒の場合はお弁当と敷物を持参して、自然を感じながらランチを楽しむスタイルがおすすめです。公園付近にコンビニはありません。お昼ご飯は家から持っていくか、あらかじめ用意しておきましょう。

飛鳥山公園で子供向けのイベントはある？

飛鳥山公園では、不定期でイベントが行われます。毎年10月に行われる「ふるさと北区 区民まつり」をはじめ、キャラクターショーが開催されることも。イベント開催日はたくさんの人で賑わいます。子供連れの場合は、時間に余裕をもって出かけたいですね。

飛鳥山公園で親子の楽しいひとときを！

飛鳥山公園は、子供が遊べる遊具や広場が充実した公園です。春先には桜、つつじ、あじさいが美しく咲き誇り、訪れるたびに違う景色で迎えてくれます。四季の移ろいを感じながら、子供と一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね。

※2015年10月16日現在の情報です。