子供にイライラする!よくある原因とおすすめの解消方法は?

子育てをしていると、どうしても子供にイライラしてしまうことってありますよね。「子供に対して、大人が本気でイライラするなんて…」と、イライラを子供にぶつけてしまった後に、自己嫌悪に陥ってしまうママ・パパは少なくありません。それでは、どんなときに人は子供にイライラするのでしょうか? 今回は、子供にイライラする原因や、イライラしない方法などについてご紹介します。

子供にイライラする原因は?

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子供にイライラする気持ちは、睡眠不足や疲労により、精神的に余裕がない場合に現れることが多いようです。

子供が生まれると、まずは慣れない育児に奔走し、昼夜問わずの授乳やミルク、夜泣きなどによる睡眠不足が続きます。少し成長すると2歳前後から第一次反抗期がはじまり、中間反抗期、第二次反抗期と続き、落ち着く暇もありませんよね。

そのなかでも、特にママが子供にイライラしがちな状況を以下に紹介します。

子供にイライラしがちな状況の例

● 家事・育児・仕事でママの自由時間がない
● 育児の悩みを相談できる人が近くにいない
● 思っていた育児と現実にギャップがある
● 学校や保育園の役員、仕事のことなど考えることが多い
● 思い通りにいかないとストレスを溜めやすい性格
● 家事や育児に夫が非協力的
● 他の子の成長と比べてしまう
● 生理前の心の不調がきっかけで子供のちょっとした行動が気になる
● 子供が注意したことを何度も繰り返す
● 子供が乱暴な言葉で反抗する

子供にイライラしない方法は?

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子供にイライラするときの解消法は、まずはママが一旦冷静になることです。簡単なことではありませんが、普段から少し意識しておくだけで、イライラをぶつけないようにするブレーキになることもありますよ。

また、「子供の何にイライラしたのか」を後で振り返ってみることも大切です。以下に、解消法の一例をまとめたので、参考にしてみてください。

子供にイライラしない方法の例

●レトルト食品やスーパーのお惣菜などでたまには家事を短縮する
●自分が好きなものを食べて気分転換する
●怒る前に目をつむって10秒数え、冷静になる
●イライラしている理由や怒っている理由を子供に伝える
●体調が悪いときは子供に説明をして休む時間をとる(子供が幼い場合は、子供のお世話以外は休むようにする)
●「育児は思い通りにいかないもの」と、思い切って開き直る
●家族や地域のサポートに頼って、自分の時間を作る
●他の子供の成長と比べない
●家の中にいる場合、周囲に危険なものがないか確認して一旦子供の前から離れる

子供にイライラすることが続くとどうなる?

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ついイライラして子供に強く当たってしまうこともあると思いますが、親がイライラしている様子を子供が見たとき、「恐怖」や「否定」といった印象を感じることが多くあります。

このような状態が続くと、普段の態度が消極的になったり、親の顔色を窺いながら行動をするようになると考えられています。また、実際の子供の年齢よりも幼稚な行動をしたり、攻撃的な態度をとってしまうこともあるといわれています。

第二次反抗期など、ある程度対等に会話ができる年齢になると、親のイライラがよりプレッシャーになり、親子の関係をこじらせてしまうことも。

しかし、こういったケースはあくまでずっとママがイライラし続けていた場合です。子育てをしていれば、イライラするのはよくあること。イライラしないようにすることがストレスにならないよう、多少のイライラは受け止めて、エスカレートしないような心構えをしておくと良いですね。

子供にイライラしても気持ちにはゆとりを

子供にイライラをぶつけても、根本的な解決には繋がりません。まずは親が気持ちにゆとりを持てる環境や意識作りをしましょう。ママが疲れているなら「手抜きをする勇気」も必要です。

子育てに関しても「育児書通りに行かないのが普通」くらいに思っておくことも、ときには大切なことですね。

しかし、どうしても自分自身がイライラしている状態に不安を感じるときや、感情の起伏があまりにも激しいと思ったときは、地域の育児相談を頼ってみることも、ママや子供にとっても重要なことですよ。

数時間だけでもパパにみてもらったり、両親などに子供を預けたりして、ママがリフレッシュするための時間を作ってみるのもおすすめですよ。

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